ふるさと納税の限度額×ポイ活——得の本体は『シミュレーターで自分の控除限度額を把握して、その範囲内で寄付すること』

テーマ別攻略 公開:2026-05-30 更新:2026-07-17 読了 約 22 分

限度額を超えると「自己負担が増えるだけ」になる——まず金額より仕組みを押さえる

ふるさと納税は「自己負担2,000円で返礼品がもらえる制度」と紹介されることが多いですが、この「自己負担2,000円」が成立するのは控除限度額の範囲内で寄付した場合のみです。限度額を1円でも超えて寄付すると、超えた分は一切控除されず、丸ごと自己負担になります。返礼品目当てに限度額を超えて寄付した結果、普通に買うより高くついた——というのが、ふるさと納税で「損した」という声の大半です。

限度額は年収・家族構成・他の控除(住宅ローン控除・医療費控除など)の組み合わせで人によって大きく異なります。年収が同じでも、配偶者の有無・扶養の人数・持ち家かどうかで変わるため、「年収○○万円なら○○円が上限」という一般的な早見表は目安にしかなりません。毎年シミュレーターで自分の数字を確認することが欠かせません。

そしてもう一点、2025年10月1日以降、ふるさと納税における「ポイントサイト経由でのポイント還元」と「ポータルサイト独自のポイント付与」は総務省の通達により全面禁止になっています。かつて語られた「経由で二重取り・三重取り」はもう不可です。現在の代替還元は寄付時に使うクレジットカードの通常ポイントのみとなります。制度そのものは控除+返礼品で十分お得ですが、還元の期待値を正しく見積もったうえで寄付する必要があります。

この記事では、控除の仕組み・限度額の決まり方・シミュレーターの使い方・2025年以降のポイント環境・控除手続きの選び方と、よくある落とし穴を順に整理します。正確な限度額は各ふるさと納税ポータルのシミュレーターや税務署で必ず確認してください。あわせてワンストップ特例編ふるさと納税ポイ活編税金・納付系の決済活用編もどうぞ。

控除の仕組み——所得税と住民税の二段階で戻ってくる

ふるさと納税の控除は「所得税の還付」と「住民税の減額」の二段階で機能します。この構造を知っておくと、限度額を超えたときに何が起きるかが明確になります。

所得税の還付:確定申告をした場合、寄付額から2,000円を引いた額の一部が所得税から還付されます。還付額は所得税率によって変わります(税率が高いほど所得税からの還付分が大きくなる)。なお、ワンストップ特例を選んだ場合はこの所得税還付の代わりに、全額が住民税から控除されます。

住民税の減額:翌年度の住民税が減額されます。確定申告の場合は「基本控除分+特例控除分」の合算、ワンストップ特例の場合は「所得税分の還付相当額も含めて全額を住民税から控除」する形になります。実質的に手元に戻ってくるのは翌年の住民税を払うタイミングになることが多いため、「今年寄付→翌年住民税が減る」という時間差があります。

控除の種類仕組み備考
所得税の還付確定申告後に税務署から還付ワンストップ選択時は住民税に全額振替
住民税の基本控除翌年6月〜の住民税から差し引き確定申告・ワンストップ共通
住民税の特例控除住民税所得割の最大2割が上限この上限が「限度額」を決める主因
超過分控除されず全額自己負担返礼品のコスト対効果が逆転する

住民税の特例控除には「住民税所得割額の概ね2割」という上限があります。この上限が実質的にふるさと納税の控除限度額を決める大きな要素です。所得割額自体が年収・家族構成・各種控除によって変わるため、限度額は人によって大きく異なります。

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「自己負担2,000円」とは、控除しきれた場合に実質的に手元からなくなるお金が2,000円になる、という意味です。限度額を超えた分は控除されないため、超過分+2,000円が実際の自己負担になります。超えれば超えるほど損する構造です。

もう一つ押さえておきたいのが「お金が戻るタイミングの時間差」です。ふるさと納税は寄付した年に先にお金が出ていき、控除(所得税の還付・翌年度の住民税の減額)として戻ってくるのは翌年です。つまり家計のキャッシュフロー上は「先に払って、あとから戻る」構造で、寄付した瞬間に得をするわけではありません。とくに年末にまとめて寄付すると、出費が先行する月の負担感が大きくなります。「実質負担は限度額内なら少額」という制度の理屈は正しいのですが、戻りは翌年——という時間差を理解したうえで、無理のない範囲で寄付するのが安全です。

限度額の決まり方——年収・家族構成・他の控除で変わる三つの軸

控除限度額は「年収いくらなら○○万円」という一律の答えがありません。以下の三つの軸が組み合わさって、個人ごとに計算されます。

① 給与年収・所得の水準

収入が増えると課税所得が増え、所得税率も住民税所得割額も上がります。結果として、ふるさと納税の控除限度額も大きくなる傾向があります。ただし収入に比例して線形に増えるわけではなく、課税所得のブラケット(税率の段差)で変化します。また年収に対して非課税の控除(給与所得控除など)を差し引いた「課税所得」が基準になるため、年収だけでは計算できません。

② 家族構成(扶養の有無)

扶養控除・配偶者控除・配偶者特別控除など、家族構成で使える控除が増えると課税所得が減り、結果として住民税所得割が下がります。限度額は下がる方向に動きます。同じ年収でも「独身」「配偶者のみ」「子が2人」では限度額が異なります。子どもが多いほど、あるいは扶養家族が多いほど、限度額は低くなる傾向があります。

③ 他の控除との兼ね合い

住宅ローン控除(住宅借入金等特別控除)は所得税から直接引くタイプの控除です。所得税を払い切ってしまう(所得税がゼロになる)ほど住宅ローン控除を使っていると、ふるさと納税の所得税部分の還付が小さくなり、実質的な恩恵が変わります。また医療費控除や雑損控除など、課税所得を下げる控除が多いと住民税所得割が下がり、限度額も下がります。複数の控除が重なる場合は、必ずシミュレーターで確認するか税理士・税務署に相談してください。

要因限度額への影響注意点
年収・課税所得増えると限度額も上がる傾向年収ではなく「課税所得」が計算ベース
扶養家族の人数扶養が多いと限度額が下がる傾向配偶者控除・扶養控除の適用で変わる
住宅ローン控除所得税を使い切る場合は恩恵が変わる所得税から直接差し引く控除と競合
医療費控除・雑損控除課税所得を下げるため限度額が下がる当年の医療費が多い年は要確認
副業・不動産収入等所得が増えると限度額が上がる確定申告が必要な場合は合算で計算

限度額は毎年変わります。昇給・転職・結婚・出産・住宅購入・医療費の多寡——どれもその年の限度額に影響します。「去年と同じ金額で寄付したから大丈夫」という考えは危険で、毎年必ずシミュレーターで確認するのが鉄則です。

シミュレーターの使い方と限界——「目安」として使い、年末に最終確認する

主要なふるさと納税ポータル(さとふる・ふるさとチョイス・楽天ふるさと納税・ふるなびなど)はそれぞれ限度額シミュレーターを提供しています。入力項目は「給与年収(または確定申告の場合は所得金額)」「家族構成・扶養の人数」「住宅ローン控除の有無・金額」「医療費控除の有無」などです。これを入力すると「目安の控除限度額」が出ます。

シミュレーターを使う手順

  1. ① 源泉徴収票・給与明細を手元に用意する年収・控除額などを正確に入力するために、その年の源泉徴収票(12月か1月に会社から発行)か、直近の給与明細を準備します。年途中なら「今年の見込み年収」で入力します。
  2. ② 家族構成・扶養情報を確認する配偶者の有無・収入、16歳以上の扶養親族の人数などをシミュレーターに正確に入力します。16歳未満の子は扶養控除の対象外のため、シミュレーターによって入力欄が異なる場合があります。
  3. ③ 住宅ローン控除など他の控除を入力する住宅借入金等特別控除(住宅ローン控除)の年間控除額、医療費控除の適用見込みがある場合はその金額も入力します。これらがあると限度額が変わります。
  4. ④ 出た「目安額」を上限に設定し、余裕を持って寄付するシミュレーターの結果は「目安」であり、厳密な保証ではありません。余裕を持って目安額より少し控えめに設定し、年末に残枠を使うのが安全です。
  5. ⑤ 年末(11〜12月)に源泉徴収票が出たら最終確認する年末に会社から源泉徴収票が発行されたら、確定した年収・控除額で再度シミュレーターにかけます。超えていれば控除手続きができないので調整は不要ですが、翌年は超過に注意します。
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シミュレーターの結果は「目安」です。副業収入・年途中の転職・育休などで年収が変わると、実際の限度額もずれます。不安な場合や住宅ローン控除と複数の控除が重なる場合は、税理士か税務署に確認することをお勧めします。シミュレーターで出た金額より少し少なめに設定しておくと、超過のリスクを下げられます。

なお「ふるさと納税 シミュレーター」で検索すると、総務省のポータル(総務省が運営するふるさと納税ポータルサイト「ふるさと納税ポータルサイト」)にも計算ツールがあります。複数のシミュレーターで結果を照合するとより安心です。

シミュレーターは「一度回して終わり」にせず、年の途中で見込みベースに一度、年末に確定ベースでもう一度の二段階で使うのが安全です。年の途中は見込み年収で大まかに上限の目安を持ち、控えめに寄付しておく。そして年末に源泉徴収票が出たら、確定した年収・控除で再計算し、残った枠の範囲で追加寄付を判断します。複数のふるさと納税ポータルのシミュレーターは入力項目や前提が微妙に違うことがあるため、2つ以上のツールで結果を照合するとより安心です。結果がずれる場合は低いほうを採用し、住宅ローン控除や医療費控除など複数の控除が重なる年は、自己判断せず税務署や税理士に確認するのが確実です。

2025年10月以降のポイント環境——「ポイントサイト経由の還元」は全面禁止に

2025年10月1日から、ふるさと納税に関するポイント付与のルールが大幅に変わりました。総務省の通達により、以下が全面的に禁止されました。

  • ふるさと納税ポータルサイト独自のポイント付与:楽天ふるさと納税での楽天ポイント加算、さとふるのポイントキャンペーンなど、ポータルが寄付に対して独自ポイントを付与することが禁止。
  • ポイントサイト経由のポイント還元:モッピー・ハピタス・ポイントインカムなどのポイントサイトを経由してふるさと納税サイトに誘導し、ポイントを還元するという仕組みが禁止。

以前は「ポイントサイト経由→楽天ふるさと納税→楽天ポイント」で二重・三重にポイントを積む手法が広く行われていましたが、2025年10月以降はこれが不可能になっています。ポイントサイトのふるさと納税案件は消滅しており、ポータルも独自ポイント付与を行っていません。

禁止後に残る還元手段

禁止後も残る還元手段は「寄付時の決済に使うクレジットカードの通常ポイント」のみです。クレジットカードで寄付すると、カード本来のポイント還元が付きます。ただしカードによって還元率・対象可否が異なるため、最新情報は各カードの公式で確認してください。

還元の種類2025年9月以前2025年10月以降
ポータル独自ポイント付与あり(楽天ポイント等)禁止・廃止
ポイントサイト経由還元付与あり(モッピー等経由で)禁止・廃止
クレカ通常ポイント付与あり引き続き付与(カード次第)
控除+返礼品の制度本体有効引き続き有効

ポイント還元がなくなったからといって、ふるさと納税が「損な制度」になったわけではありません。自己負担2,000円で返礼品(食料品・日用品・体験など)を受け取れるという制度本体の価値は変わっていません。還元に上乗せを期待した額で寄付するのではなく、「控除限度額内で返礼品の価値を享受する」という本来の使い方に戻るだけです。

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「ポイントが使えなくなった」という情報で混乱している方が多いですが、ふるさと納税の「得」の本体は制度の控除であり返礼品です。ポイント還元はあくまで上乗せでした。それがなくなっても、限度額内の寄付で控除+返礼品を得るというコアは維持されています。ポイント目当てで限度額を超えていた方は、むしろ「ポイントがなくなったことで正しい使い方に戻れる」と考えると良いでしょう。

考え方を切り替えると、この変化はむしろ健全です。ポイント還元が大きかった頃は「還元を最大化するために限度額ぎりぎりまで・あるいは超えてでも寄付する」という動機が働きやすく、結果として超過=自己負担を招くこともありました。還元の上乗せがなくなった今は、「自分が本当に欲しい返礼品を、限度額の範囲内で選ぶ」という制度本来の使い方に集中できます。寄付先は還元率の高さではなく「返礼品の中身が自分の生活に役立つか」で選び、限度額内に収める——これがポイント禁止後のふるさと納税の正しい向き合い方です。制度を使ったポイ活全般の位置づけはふるさと納税ポイ活編もあわせて確認してください(経由還元は現在不可である点は同編でも前提です)。

控除手続きの選び方——ワンストップ特例 vs 確定申告

ふるさと納税は寄付しただけでは控除されません。「ワンストップ特例制度」か「確定申告」のいずれかで手続きを行う必要があります。どちらを選ぶかは、自分の状況によって決まります。

項目ワンストップ特例確定申告
対象者給与所得者のみ/確定申告をしない人全員が使用可(確定申告をする人は必須)
寄付自治体数1年で5自治体まで上限なし
申請時期翌年1月10日必着(自治体に郵送)翌年2月16日〜3月15日(税務署へ)
控除の戻り方翌年の住民税から全額控除所得税還付+翌年住民税減額の二段階
手続きの手間寄付先ごとに申請書を郵送・オンライン申請確定申告書に寄付金控除の記載が必要
注意点確定申告をすると自動的に無効になる医療費控除・副業など申告理由がある人は必須

ワンストップ特例を選べる条件

  • 給与所得者で確定申告をしない:医療費控除・住宅ローン控除の初回・副業収入の申告などで確定申告をする年は、ワンストップ特例が無効になり確定申告に含める必要があります。
  • 寄付先が5自治体以内:同一年に6自治体以上に寄付する場合はワンストップ特例を使えず、確定申告が必要。
  • 申請書の期限に注意:翌年1月10日必着(各自治体に送付)。期限を過ぎると無効になり、確定申告での対応が必要になります。

確定申告が必要になる主なケース

  • 医療費控除を申請したい年(確定申告でまとめて申告)
  • 住宅ローン控除の初年度(2年目以降は年末調整で対応可)
  • 副業・フリーランス・不動産収入など申告義務がある収入がある
  • 6自治体以上にふるさと納税を行った
  • ワンストップ特例の申請書を1月10日までに提出できなかった

ワンストップ特例を選んだ後で確定申告が必要になった場合は、確定申告書に寄付金控除として記載するだけで対応できます(ワンストップ申請書の提出は無駄になりますが、損はしません)。迷ったら確定申告の方が条件が広く安心です。詳しくはワンストップ特例の詳細編を参照してください。

よくある落とし穴と回避策

  • シミュレーターを年始に1回やったきり:転職・昇給・出産・住宅購入など年内にイベントがあると限度額が変わります。年末に源泉徴収票が出たら再確認する習慣をつけましょう。
  • 早見表の「年収○○万円→○○円」を鵜呑みにする:早見表は「単身・扶養なし・他の控除なし」を前提にした目安です。住宅ローンがあったり、扶養家族が多い場合は実際の限度額が大幅に下がることがあります。
  • 複数ポータルを使って自治体数が増える:楽天ふるさと納税・さとふる・ふるさとチョイスなど複数ポータルを使っていると、気づかないうちに6自治体以上になることがあります。ワンストップ特例を使いたい場合は1年間の自治体数を5以内に管理しましょう。
  • ワンストップ申請書の提出を忘れる・期限を過ぎる:翌年1月10日必着。ふるさと納税後に放置していると期限切れになります。寄付後すぐに申請書を書いて送るか、オンライン申請できるポータルを活用しましょう。
  • 年末ギリギリの寄付で決済エラーや配送トラブル:12月31日までの寄付が当年の控除対象になりますが、年末はサーバー混雑・配送遅延が起こりやすい。12月上旬〜中旬に余裕をもって寄付するのがおすすめです。
  • ポイント禁止後も「経由で得になる」と誤解して寄付する:2025年10月以降はポイントサイト経由も、ポータル独自ポイントも付与されません。旧情報をもとに「経由すればポイントが付く」と思って行動しても還元はありません。
  • 住宅ローン控除との兼ね合いを見落とす:住宅ローン控除が所得税を使い切るほど大きい場合、ふるさと納税の所得税部分の還付がゼロになることがあります。この場合もワンストップ特例で住民税から控除できますが、限度額の計算に影響するため事前の確認が必須です。
💡

ふるさと納税で「失敗した」という人の大多数は、限度額超過か控除手続きの忘れが原因です。「シミュレーターで毎年確認→限度額内で寄付→翌年1月10日までにワンストップ申請書を提出(または確定申告)」この3ステップを毎年守れば、大きな失敗は防げます。

用語ミニ辞典——ふるさと納税の限度額でよく出る言葉

ふるさと納税は控除の仕組みと限度額の用語を押さえると失敗を防げます。意味と「損しないための注意点」をセットで把握しましょう。

用語意味注意点
控除限度額実質負担2,000円で済む寄付の上限超過分は全額自己負担。毎年変わる
自己負担2,000円限度額内なら実質負担はこれだけ限度額内の寄付で成立する前提
住民税の特例控除限度額を決める主因の控除枠住民税所得割の概ね2割が上限
課税所得各種控除後の税の計算ベース年収でなく課税所得で限度額が決まる
ワンストップ特例確定申告なしで控除する制度5自治体まで・期限・確定申告で無効化
シミュレーター限度額の目安を出す計算ツールあくまで目安。年末に源泉徴収票で再確認

これらはふるさと納税の限度額を理解する基本概念です。金額より仕組み——限度額を超えると超過分は丸ごと自己負担になり、普通に買うより高くつく。限度額は年収・家族構成・他の控除で人ごとに違い毎年変わるので、必ずシミュレーターで確認し少し控えめに寄付。控除はワンストップ特例か確定申告で必ず手続きを。なお現在はポイントサイト経由還元・ポータル独自ポイント付与とも不可で、残る還元は寄付に使うクレカの通常ポイントのみです(詳細は本文参照)。

よくある質問

限度額の「早見表」は使えない?
早見表は「給与収入のみ・配偶者なし・扶養なし・住宅ローンなし・他の控除なし」という単純なケースを前提にした目安です。家族構成や他の控除が加わると実際の限度額は変わります。あくまで「だいたいこのくらい」という出発点として使い、必ずシミュレーターで自分の条件を入力して確認してください。早見表より高い限度額が出ることも低い限度額が出ることもあります。
ポイントサイト経由で寄付するとポイントが付くと聞いたが?
2025年10月1日以降、総務省の通達によりポイントサイト経由でのふるさと納税ポイント還元は全面禁止になっています。ポイントサイトのふるさと納税案件は廃止されており、経由しても還元はありません。同様に、楽天ふるさと納税での楽天ポイント加算などのポータル独自ポイントも禁止されています。現在残っている還元は、寄付に使うクレジットカードの通常ポイントのみです。
住宅ローン控除があるとふるさと納税の限度額はどうなる?
住宅ローン控除(住宅借入金等特別控除)は所得税から直接差し引かれるため、所得税がすでにゼロか少額の場合、ふるさと納税の所得税部分の還付が出ないか小さくなります。ただしワンストップ特例または確定申告の住民税特例控除は引き続き適用されるため、限度額自体がゼロになるわけではありません。住宅ローン控除が大きい場合は、シミュレーターに住宅ローン控除の金額を正確に入力して確認するか、税理士・税務署に相談してください。
ワンストップ特例を選んだが確定申告が必要になった場合は?
確定申告書に寄付金控除として記載すれば対応できます。ワンストップ申請書を事前に提出していた場合、確定申告をすることでワンストップ申請は自動的に無効になりますが、確定申告での控除が有効になるので損はありません。寄付先から届いている「寄付金受領証明書」を保管しておき、確定申告時に添付できるようにしてください。
年収が変わりそうな年(転職・産休等)は?
年収が大きく変わる年は限度額も変わります。産休・育休で収入が減った年はふるさと納税の控除限度額が大幅に下がることがあります(住民税非課税世帯になると控除限度額はほぼゼロになります)。転職・退職の年も同様です。年の途中の見込み年収でシミュレーターを回し、年末に源泉徴収票が出たら再確認して、超過していないか確認してください。
返礼品の還元率30%というのはどういう意味?
総務省のルールで、ふるさと納税の返礼品は「寄付額に対して調達価格が3割以下」とされています(返礼割合の上限)。「還元率30%」とはこの3割を指しています。ただし全ての返礼品が3割ちょうどというわけではなく、品目や自治体によって異なります。また、あくまで「調達価格(仕入れ値)」なので、消費者が感じる「市場価格との比較」は品によって異なります。自分にとって欲しい返礼品の実質的な価値を重視して選ぶと良いでしょう。
共働き夫婦はどちらの名義で寄付すべきですか?
控除限度額は「寄付した本人の所得・税額」を基準に計算されるため、共働き夫婦の場合はそれぞれが自分名義で、自分の限度額の範囲内で寄付するのが基本です。夫婦合算ではなく各自に限度額があるので、二人とも収入があるなら、それぞれがシミュレーターで自分の限度額を確認して別々に寄付すれば、世帯としての枠を最大限活かせます。注意点は2つ。①寄付の名義と、控除を受ける人(クレジットカードの名義人・確定申告/ワンストップ申請をする人)を一致させること——夫の限度額で寄付したのに妻のカードで決済すると、控除がうまく適用されないことがあります。②収入が少ない方(扶養内のパート等)は限度額がほぼゼロのこともあるため、無理に寄付すると超過=自己負担になります。どちらの名義でいくら寄付するかは、各自の限度額をシミュレーターで確認してから決めましょう。
年の途中で寄付しすぎた・限度額を超えそうなときはどうすればいい?
ふるさと納税は「その年(1〜12月の寄付分)」が対象なので、年の途中で限度額に近づいてきたら、まず年末までの追加寄付を止めて様子を見るのが基本です。限度額は年末に確定する年収・控除で決まるため、年の途中はあくまで見込み。昇給・賞与・転職・産休などで年収見込みが変わると限度額も動くので、源泉徴収票が出る年末(11〜12月)に最終確認し、見込みより限度額が下がりそうなら追加寄付を控えます。すでに超過して寄付してしまった場合、超えた分は残念ながら控除されず自己負担になります(返礼品は受け取れますが、実質的に割高な買い物になります)。対策は「最初からシミュレーター額より少し控えめに寄付し、年末に残枠を埋める」進め方。一度の寄付で限度額いっぱいを狙わず、余裕をもたせるのが超過を防ぐコツです。限度額計算に不安があれば税務署や税理士に相談を。
ふるさと納税の確定申告はどうやるの?ワンストップとどちらが楽?
確定申告では、寄付先から届く「寄付金受領証明書」(または特定事業者の「寄附金控除に関する証明書」)をもとに、確定申告書の寄付金控除欄に記載して提出します。近年はe-Tax(オンライン申告)やマイナポータル連携で入力が簡略化できる場合もあります。手間だけで言えば、給与所得者で寄付先が少なく他に申告理由がないならワンストップ特例のほうが手軽です。一方、医療費控除や住宅ローン控除の初年度、副業の申告などでどのみち確定申告をする年は、ふるさと納税も確定申告にまとめるのが効率的です(その年はワンストップ特例は無効になります)。確定申告の具体的な進め方は確定申告のやり方ガイド、ワンストップの詳細はワンストップ特例の詳細編を参照してください。
クレジットカードで寄付するときの注意点は?
ポイント還元のルール変更後、ふるさと納税で残る還元は「寄付の決済に使うクレジットカードの通常ポイント」のみです。注意点は、①カードの名義人と寄付者(控除を受ける人)を一致させること——本人の限度額で寄付するなら本人名義のカードで決済しないと、控除がうまく適用されないことがあります、②カードによっては自治体・ポータルの決済が通常ポイントの対象外・付与率が異なる場合があるため、最新は各カード公式で確認すること、③分割払い・あと払いを使う場合も、控除対象になるのは「その年(12月31日まで)に寄付が成立した分」で、引き落とし月ではない点に注意すること、の3つです。なお、カードの通常ポイント以外(ポイントサイト経由・ポータル独自ポイント)は付与されません。決済に使うカードは自分のメイン経済圏のものを選ぶと、付いた通常ポイントを集約しやすくなります。

主要案件のポイントサイト別 還元 実測比較

当サイトが各ポイントサイトを定期巡回して記録した実測データです。同じ案件でもサイトによって還元・条件が異なります。

ふるさと納税

サイト 案件名(掲載表記) 還元(実測原文) 円換算目安 90日推移 実測日
Powl ぐるすぐり(ふるさと納税商品外) 1.5 %還元 変動なし 2026-06-02
ポイントタウン ふるさと納税セミナー 1,600 ≈ 1,600円 変動なし 2026-06-02
フルーツメール ふるさと納税アンケート 2700P ≈ 270円 変動なし 2026-07-08
ポイントインカム ふるさと納税アンケート 2,500 pt ≈ 250円 変動なし 2026-06-02
モッピー ふるさと納税アンケート 180P ≈ 180円 変動なし 2026-06-10
ハピタス 【無料!簡単6問】ふるさと納税に関するアンケート 150 pt ≈ 150円 変動なし 2026-06-10
ちょびリッチ ANAのふるさと納税 100pt ≈ 50円 変動なし 2026-07-08

※ 円換算は pt 建て案件のみ、各サイトのポイントレートで算出した目安です(%案件は還元欄の率がそのまま比較基準)。実測日はサイトごとに異なり、還元・条件は変動します。ご利用前に必ず各サイトの最新表記をご確認ください。案件名が異なる行は条件・対象が異なる別案件の可能性があります。

本記事は 2026-07-17 時点の各ポイントサイト公開情報を元に作成しています。還元率・キャンペーン条件・換金ルールは予告なく変更される場合があります。最新情報は必ず各サイトの公式ページをご確認ください。本サイトは各ポイントサイトの紹介プログラムを利用していますが、紹介経由でも利用者が受け取る還元率は変わりません。