得の本体は『自分が貯めやすく使いやすいポイントを1つメインに決めて集約すること』——共通ポイントの貯まりやすさはそのうえのおまけ
共通ポイントの比較——自分が「貯めやすく・使いやすい」1つをメインに決める
楽天ポイント・PayPayポイント・dポイント・Ponta・Vポイント・nanaco・WAON——日本の主要「共通ポイント」は、提携店の顔ぶれも使い道も、そして経済圏との結びつきも、それぞれまったく異なります。2024年にはTポイントがVポイントに統合され、勢力図が変わったのも記憶に新しいところです。
「共通ポイント比較」でよく混同されるのが経済圏全体の比較との違いです。経済圏は回線・カード・EC・保険など生活サービスの束ごと選ぶ判断(経済圏比較の章)。一方この記事が扱うのは「共通ポイント単体として」——どこで貯まるか、どこで使えるか、1pt=1円の安定性はどうか、というポイントそのものの比較です。
最終的に大事なのは、還元率ランキングで選ぶのではなく、自分の生活動線で自然に貯まり、日常で使い切れるポイントを1つメインに決めて集約すること。ポイントを複数に薄く分散すると少額のまま失効しがちで、集約するほどポイ活の効率も上がります。各ポイントの詳細は個別ガイドへリンクしているので、気になるポイントはそちらも参照してください。
1年のどこで動くか——共通ポイントの季節性と集約タイミング
共通ポイントは「いつ貯めても同じ」ではありません。各経済圏が大型セールや大型キャンペーンを打つ時期には、同じ買い物でも上乗せの倍率が変わります。さらにメインを乗り換えるなら、期間限定ポイントを使い切ったタイミングで動くほうが取りこぼしが減ります。年間の動きを大づかみにしておくと、集約の判断も買い物の判断もぶれにくくなります。ただし各セールの開催日は年ごとに変わるため、開催の有無と条件は必ず公式の告知で確認してください。
| 時期の目安 | 起きやすいこと | この時期の動き方 |
|---|---|---|
| 年始 | 初売り・福袋に合わせた各経済圏のキャンペーンが重なりやすい | 年末に貯めた通常ポイントの使い道を先に決めておく |
| 年度替わりの前後 | 新生活向けにスマホ回線・カードの申込特典が動きやすい | 経済圏ごと乗り換えるなら候補を絞っておく |
| 初夏〜夏 | 各モールの大型セールやポイント倍率企画が入りやすい | 買う予定の大物をこの時期に寄せる |
| 秋 | 還元条件やプログラムの見直し告知が出ることがある | メインの改定告知を確認し、必要なら組み直す |
| 年末 | 年間で最大級のセールが集中しやすい | 期間限定ポイントの期限と重ねて一気に消化する |
| 毎月・毎週の定例日 | 「◯のつく日」など曜日・日付連動の上乗せ | 日用品の買い出しを定例日に固定する |
重要なのは、セール期に合わせて「メインを増やす」のではなく「メインに寄せる」ことです。イベントのたびに別のポイントへ手を伸ばすと、期間限定分が各所に散らばって失効します。年間の山場を2〜3個だけ決め、その時期に大きな買い物と交換手続きをまとめる——この運用のほうが、細かい倍率追いより最終的な手取りは安定します。
どこで貯まるか——提携店・加盟店の比較
共通ポイントの「貯まりやすさ」を左右するのは還元率よりも提携店の顔ぶれが自分の生活動線と重なるかどうかです。毎日使うコンビニ・スーパー・ドラッグストアがどのポイントに対応しているかが、実際の獲得量を決めます。
| ポイント | 主な提携コンビニ・スーパー | 主な提携ドラッグ・その他実店舗 | 詳細ガイド |
|---|---|---|---|
| 楽天ポイント | ファミリーマート・マクドナルド・くら寿司など | サンドラッグ・出光・ENEOSなど。楽天ペイ加盟店全般 | 楽天ポイント編 |
| PayPayポイント | セブン-イレブン・ファミリーマート・ローソン・コスモスなど | Yahoo!ショッピング・PayPay加盟店全般(実店舗も広域) | PayPayポイント編 |
| dポイント | ローソン・マクドナルド・すき家など | マツモトキヨシ・スギ薬局・吉野家など | dポイント編 |
| Ponta | ローソン・ポプラ・ローソンストア100など | ケンタッキー・ゲオ・昭和シェル・HISなど | Ponta編 |
| Vポイント | 旧T提携店(ファミリーマート等)+SMBC系 | エネオス・ウエルシア・旧Tポイント提携店(統合移行中) | Vポイント編 |
| nanaco | セブン-イレブン・イトーヨーカドー専用 | セブン&アイグループ内に特化(他系列では基本使えない) | — |
| WAON | イオン・ミニストップ・マックスバリュなど | イオングループ内に特化(他系列では基本使えない) | — |
※ 提携店は随時変動します。最新の加盟店・還元条件は各ポイントの公式サイトとポイナビでご確認ください。nanaco・WAONは特定グループへの集中特化型で、その系列をメインに使う人向けです。
提携店での「貯まりやすさ」をさらに高めるのが、電子マネーやコード決済と共通ポイントの連携です。多くの共通ポイントは、対応する電子マネー(nanaco・WAON・楽天Edy等)やコード決済での支払いに紐づけることで、決済とポイント付与を同時に取れます。特にnanaco・WAONは電子マネーとポイントが一体化しており、チャージ方法(対応クレジットカードからのチャージ等)を工夫すると「チャージ時+支払い時」の二重取りができる場合もあります。どの電子マネーが自分のメインポイントと相性が良いかを押さえておくと、提携店での取りこぼしが減ります。電子マネーのチャージとポイントの仕組みは電子マネー・チャージ編を参考に、決済手段とメインポイントを揃えて貯まりやすくしましょう。
どこで使えるか——使い道の広さと「出口」の比較
貯まったポイントを「日常で使い切れるか」は、使い道の広さで決まります。決済・ショッピング以外にも、投資・マイル交換・公共料金支払いなど出口の多いポイントほど、失効しにくく使い勝手が上がります。
- 楽天ポイント:楽天市場でのショッピングが最大の使い道。楽天ペイ(街での決済)・楽天証券(投資)・楽天モバイル料金充当など出口が広い。楽天グループ外への交換は基本できない点に注意。
- PayPayポイント:PayPay決済加盟店(約1000万か所超)での支払いに直結。Yahoo!ショッピング・ソフトバンクの支払いにも使える。ただしPayPayポイントは他ポイントへの交換が原則できず、PayPayエコシステム内で完結する設計。
- dポイント:d払い・ドコモ料金充当のほか、dポイント投資・マクドナルド等の提携店払い。マイルへの交換(ANAマイルなど)にも対応。ドコモ以外のキャリアユーザーでも使えるが、還元の恩恵はドコモ回線が最大。
- Ponta:au PAY・ローソンでの支払い・提携店払い。au PAY残高へのチャージを経由することで使える場所が広がる。auじぶん銀行やPonta運用(疑似投資)も対応。
- Vポイント:三井住友カード利用分への充当・SMBC系の支払い・提携店払い。旧Tポイント提携店でも移行後は使える。SBI証券のポイント投資にも対応。
- nanaco:セブン&アイグループ内の支払いに特化。税金・公共料金の支払いに使えるのが特徴(一部制限あり)。グループ外での使い道はほとんどない。
- WAON:イオングループ内の支払いに特化。イオン系クレジットカードとの組み合わせでポイントが二重取りできる設計。グループ外への汎用性は低い。
nanaco・WAONは「特定グループ内での強さ」に特化したポイントで、グループ系列をよく使う人には非常に効率的です。一方、生活で複数の系列を使うなら、汎用性の高い楽天・PayPay・d・Pontaのいずれかを「メイン」にして、nanacoやWAONはサブとして使い分ける方が失効リスクを下げやすくなります。ポイントの多重管理は多重管理の章も参考に。
集約の進捗を記録する——ポイント棚卸しテンプレート
メインを1つに決めても、実際には複数のポイントが手元に残ります。どこに何がいくら残っていて、いつ消えるのか、そしてメインへ寄せる作業がどこまで進んだのか——これを頭の中だけで管理すると必ず取りこぼします。以下の項目をそのまま表計算ソフトの見出し行に写し、1ポイント(または1アカウント)につき1行で埋めてください。月に1回、残高と期限の列だけ更新すれば棚卸しが完成します。
| 記録項目 | 書く内容 | 記入例のイメージ |
|---|---|---|
| ポイント名 | 共通ポイントの種類。同じ系列でもアプリが分かれる場合は別行にする | 楽天ポイント/dポイント など |
| 役割 | メイン/サブ/整理対象のどれか。集約の方針をここで固定する | メイン、または「今期中に使い切る」 |
| 主な獲得元 | そのポイントが自然に貯まっている店・サービス。生活動線の確認欄 | 近所のスーパー、スマホ回線、ネット通販 |
| 残高(通常/期間限定) | 2つに分けて記録。期間限定分だけ別列にすると失効を防ぎやすい | 通常◯/期間限定◯(月初に更新) |
| 最短の失効日 | 期間限定分のうち一番早く消える日付。ここが行動の締切になる | いちばん近い期限を1つだけ書く |
| 使い道の第一候補 | 実際に消化する場所を先に決めておく。決まっていない行は要注意 | コンビニ支払い、ネット注文の充当 |
| 次回の見直し日 | 残高と期限を確認する予定日。月1回で十分 | 毎月の給料日など固定日 |
この表の効き目は「使い道の第一候補」が空欄の行をあぶり出せる点にあります。空欄が残るポイントは、貯まっていても出口がないということで、整理対象の第一候補です。ポイントサイト経由の案件で得た報酬をどのポイントへ落とすかも同じ表に足しておくと、交換先の分散を防げます。複数残高の管理をもう少し体系的に組みたい場合はポイント多重管理の考え方も合わせて整えてください。
いま出ている条件は高い側か低い側か——推移で見る習慣
共通ポイントまわりの条件は、固定されたものではありません。同じ店の還元倍率も、同じ経済圏のキャンペーンも、時期によって上がったり下がったりします。ポイントサイト経由の案件についても事情は同じで、同じ申込先でも掲載される条件はサイトごとに違い、しかも時期で動きます。ここで一番危ないのは、たまたま目に入った数字を「その案件の標準的な水準」だと思い込んでしまうことです。判断に必要なのは単発の数字ではなく、その数字が普段より高い側にあるのか低い側にあるのかという位置情報です。
位置を知る方法は単純で、記録を取ることに尽きます。気になる条件を見つけたら、その場で申し込まずに、日付とサイト名と条件をメモしておく。翌週、翌月と同じ画面をもう一度見ると、動いているのか止まっているのかが見えてきます。二、三回の観測でも「だいたいこのあたりが普通で、たまに跳ねる」という感覚はつかめます。感覚がつかめてしまえば、あとは跳ねたときだけ動けばよく、日々の巡回に時間を割く必要はなくなります。前節の棚卸し表に「観測メモ」の列を足しておくと、この作業がそのまま習慣になります。
そのうえで、比較は必ず申込の直前にやり直してください。数週間前に調べた序列は、その時点で入れ替わっていることがあります。どのサイトが有利かは案件ごとに違い、同じサイトがいつも上位とは限りません。事前に「候補は複数見る」と決めておき、実際に手を動かす当日に横並びで確認する——この二段構えなら、古い情報のまま損をすることを避けられます。
もう一つ、推移を見る目は「乗り換えるべきか」の判断にも使えます。メインにしているポイントの条件が一時的に下がっただけなら、慌てて別の経済圏に移る必要はありません。集約のメリットは積み上げで効いてくるもので、短期の上下で軸を動かすと、期間限定ポイントの分散という別の損が発生します。逆に、下がった状態が何か月も続き、しかも自分の生活動線での貯まり方まで細っているなら、それは構造的な変化です。一時的な揺れと構造的な変化を切り分ける——推移を見る習慣の本当の価値はここにあります。
用語ミニ辞典——共通ポイント比較の基礎用語
共通ポイントは「種類の違い」と「期限・価値」まわりの用語を知っているだけで、分散失効を防ぎながら賢く集約できます。メインを決める前にざっと押さえておきましょう。
| 用語 | 意味 | 注意点 |
|---|---|---|
| 共通ポイント | 複数のサービスで貯めて使えるポイント | 楽天・PayPay・d・Ponta・V等が代表 |
| 経済圏 | 回線・カード・EC等の生活サービスの束 | 共通ポイントはその中核。比較軸が別 |
| 1pt=1円 | 主要共通ポイントの安定した価値 | 交換・投資では等価でないことがある |
| 期間限定ポイント | 有効期限の短い付与ポイント | 通常ポイントと分けて先に消化 |
| 特化型(nanaco・WAON) | 特定グループ内に強いポイント | 系列をよく使う人向け。汎用性は低い |
| 集約 | ポイントを1つにまとめること | 分散より失効しにくく効率が上がる |
用語を押さえると、「還元率ランキングで最強を探す」のではなく「自分の生活動線で自然に貯まり、日常で使い切れる1つをメインに集約する」という正しい判断軸が身につきます。期間限定ポイントから先に消化し、ポイントサイトの付与分もポイナビ経由でメイン経済圏に寄せる——これが共通ポイント運用の王道です。
1pt=1円の安定性と価値の考え方
共通ポイントは基本的に1pt=1円相当として設計されており、これは現金と同等の価値で使える安定性を意味します。ただし「使い方によって実質価値が下がる」ケースがあります。
- 現金同等で使えるケース:楽天市場・PayPay決済・d払い・ローソンでのPonta払いなど。1pt=1円でそのまま差し引きされる。これが共通ポイントの最大の強みで、マイルやギフト券と違い換算ロスがない。
- 交換でロスが出るケース:他ポイントやマイルに交換する際、等価でないことが多い。例えばポイント→ANAマイルは多くの場合2pt=1マイル程度の交換比率になるため、マイル価値が高い使い方をする人以外は損になりやすい。
- ポイント投資の扱い:楽天ポイント投資・dポイント投資・Ponta運用などは「1ptを1円として投資に充当する」形だが、運用益は変動する。1ptが常に1円の価値を保証するものではない点を理解したうえで活用する。
- 期間限定ポイントの実質価値:多くの共通ポイントに存在する「期間限定ポイント」は有効期限が短く、使い切れなければゼロになる。通常ポイントと期間限定ポイントで期限管理を分ける必要がある(失効防止の章)。
共通ポイントを「現金代わり」として使い切ることが最も価値を損なわない基本。交換や投資は「使い道がないとき」の次善策として考えましょう。
「使い道がないとき」の出口の一つとして覚えておきたいのがポイント投資です。楽天ポイント・dポイント・Vポイント・Pontaなど主要共通ポイントの多くは、貯まったポイントを使って投資信託や株式の購入(または運用体験)に充てられる仕組みを用意しています。期間限定ポイントは投資に使えないことが多いなど条件はありますが、「失効させるくらいなら投資に回す」という選択肢があると、ポイントの価値を無駄にしにくくなります。ただし投資である以上、運用結果は変動し、1ptが常に1円の価値を保つわけではない点は理解しておく必要があります。ポイント投資の仕組みや始め方はポイント投資の章を参考に、現金同等で使い切るのを基本としつつ、余った分の出口として検討しましょう。
共通ポイントは経済圏の「核」——経済圏比較との切り分け
共通ポイントはそれ単体で完結しているのではなく、多くの場合経済圏の中核として機能します。楽天ポイントは楽天経済圏(楽天カード・楽天モバイル・楽天市場)の中に、dポイントはドコモ経済圏(dカード・d払い・ドコモ回線)の中に組み込まれています。
この記事では「共通ポイント単体の比較」——提携店・使い道・安定性——に絞っています。経済圏全体(回線・カード・EC・保険をセットで選ぶ判断)は経済圏比較の章で整理しています。両者の関係は以下の通りです。
| 比較の軸 | この記事(共通ポイント単体) | 経済圏比較の章 |
|---|---|---|
| 見るポイント | 提携店の広さ・使い道・1pt=1円の安定性 | 回線・カード・ECを含む生活サービス全体 |
| 判断軸 | コンビニ・スーパーでどのポイントが貯まるか | スマホ回線・クレジットカードとの相性 |
| 参照するとき | 「このポイントカードを財布に入れるか」を決めるとき | 「経済圏を乗り換える・組み替える」を検討するとき |
経済圏の乗り換えを検討している場合は経済圏ノリカエの章も参考にしてください。
自分に合うポイントを1つ決める——生活動線から逆算する
「どのポイントが最強か」に正解はありません。最終的には自分の生活動線から逆算して決めるのが最も合理的です。以下のチェックポイントで絞り込みましょう。
- よく行くコンビニ・スーパーはどこか:セブン系ならnanaco(特化型)、ローソンならdポイント・Ponta、ファミマなら楽天・PayPay・V、イオン系ならWAON(特化型)。ここが最も日常の接点。
- スマホキャリアは何か:ドコモ→dポイント、au/UQ→Ponta、ソフトバンク/ワイモバイル→PayPay。回線と連動すると自然に貯まりやすい。楽天モバイル→楽天ポイント。三井住友カード中心→Vポイント。
- メインのネットショッピングはどこか:楽天市場→楽天ポイント、Yahoo!ショッピング→PayPayポイント、Amazon中心なら共通ポイントとは別軸で考える。
- 日常で使い切れる量か確認する:貯まっても使い道がないと失効する。「ここで払えるなら1ptを無駄にしない」という出口を先に確認する。
- 1つに絞って集約する:複数ポイントに薄く貯めるより、1つにまとめた方が早く使えて失効リスクが下がる。多重管理の章を参照。
メインの共通ポイントを決めたら、そのポイントが最も貯まるクレジットカードを組み合わせると、日常の決済から自然にポイントが積み上がります。共通ポイントの多くは「相性の良いカード」が決まっており(楽天ポイントなら楽天カード、dポイントならdカードなど)、提携店での提示+カード決済で二重に貯まる設計のものもあります。カード選びは年会費・基本還元率・特約店での上乗せ・付帯保険などを総合して見るのがコツで、メインポイントと経済圏に合った1枚を持つと効率が上がります。還元率の高いカードや特徴の比較はカードランキング編を参考に、メインポイントと決済カードを揃えて「貯まる動線」を固めましょう。カードの新規発行自体がポイントサイト案件になっていることも多く、発行時の還元も取りこぼさずに。
共通ポイントを選んで集約する実践手順
- ① 生活動線を書き出すよく行くコンビニ・スーパー・ドラッグ、スマホキャリア、メインのネットショッピングをリスト化。どのポイントが自然に貯まるか把握する。
- ② 提携店と使い道でポイントを1つに絞る上の表で貯まる場所・使える場所を照らし合わせ、メインを1つ決める。経済圏との相性は経済圏比較の章を参照。
- ③ ポイントカード・アプリを整備するメインに決めたポイントのカード・アプリを整備し、提携店での付与漏れをなくす。財布・スマホに入れておく。
- ④ ポイントサイト経由でメインに集約する通販や各種サービスはポイントサイト(ポイナビ)経由で案件を確認。獲得したポイントサイトのポイントは中継で交換してメインに寄せる(交換中継の章)。
- ⑤ 期間限定ポイントを優先消化する通常ポイントより先に期間限定ポイントを使い切る習慣を付ける。失効を防ぐ仕組みは失効防止の章を参照。
- ⑥ 定期的に見直す提携店の変更・統合(T→V など)・キャンペーンの動向は変わる。半年〜1年に1回、各公式サイトとポイナビで最新情報を確認する。
共通ポイントでよくある失敗と回避策
- 「高還元率」だけで選んで使い道がない:還元率は条件次第で変動する。貯まっても日常で使える場所がなければ意味がない。先に「使い道があるか」を確認してからメインを決める。
- 複数のポイントに分散させて全部失効:nanaco・WAON・Ponta・PayPay…と複数カードを持つと、それぞれが少額でたまり失効しやすい。メインを1つに絞り、他はサブとして明確に役割を分ける。
- 期間限定ポイントを通常ポイントと混同して放置:多くの共通ポイントでキャンペーン還元は期間限定。有効期限が通常より短い。アプリで残高・期限を定期確認する習慣を。失効防止の章。
- 他ポイントへの交換でロスを出す:ポイント間の交換は等価でないことが多い。必ず比率を確認してから交換し、無駄な中継を重ねない。交換中継の章。
- T→V統合など制度変更を見落とす:大型統合や提携店変更は突然行われることがある。「いつの間にか貯まらなくなっていた」を防ぐため、年に1回は公式情報を確認する。
よくある質問
共通ポイントと経済圏の比較は何が違う?
nanacoやWAONも「共通ポイント」に入る?
1pt=1円は全ポイント共通?
TポイントはどうなってVポイントになった?
ポイントサイトで獲得したポイントはどうメインに寄せる?
共通ポイントは何個まで持つのが現実的?
還元率は何を見ればいい?「○%還元」の正しい読み方は?
家族で共通ポイントを貯める・使い分けるには?
コード決済(QR決済)と共通ポイントはどう関係している?
複数の共通ポイントの残高や期限をまとめて把握するには?
メインのポイントを途中で乗り換えても大丈夫?
この記事の要点——判断の順番として
共通ポイントの比較は、情報を全部並べてから選ぼうとすると必ず迷います。決める順番を固定してしまえば、比較すべき項目は自然に絞られます。以下を上から順に処理してください。
- 出口から決める:まず「日常のどこで使い切れるか」を確認する。貯まる話より使う話が先。出口のないポイントは何倍で貯まっても価値になりません。
- 生活動線と重ねる:よく行く店とスマホ回線、メインのネット通販を書き出し、そこに自然に乗るポイントを候補に残す。還元率の高低より一致度が効きます。
- 1つに絞って集約する:候補が2つ以上残ったら、期間限定ポイントを使い切れるほうを選ぶ。分散は失効という形で確実に損に変わります。
- 経済圏として見るか切り分ける:カードや回線までまとめて動かすかは別問題。ポイント単体の話と経済圏の話を混ぜない。
- 推移で判断する:目に入った条件が高い側か低い側かを記録で把握し、比較は申込の直前にやり直す。短期の上下でメインを動かさない。
- 月1回だけ棚卸しする:残高・最短の失効日・使い道の第一候補を更新する。この3列が埋まっていれば取りこぼしはほぼ防げます。
この順番で組むと、日々の作業は月1回の更新とセール期の消化だけに減ります。経済圏ごと設計し直したくなったら経済圏比較の記事へ進んでください。
主要案件のポイントサイト別 還元 実測比較
当サイトが各ポイントサイトを定期巡回して記録した実測データです。同じ案件でもサイトによって還元・条件が異なります。
dカード
| サイト | 案件名(掲載表記) | 還元(実測原文) | 円換算目安 | 90日推移 | 実測日 |
|---|---|---|---|---|---|
| Powl | dカード GOLD U | 70,000pt | ≈ 7,000円 | 30,000〜100,000pt | 2026-08-21 |
| ちょびリッチ | dカード GOLD U | 7,000pt | ≈ 7,000円 | 3,000〜20,000pt | 2026-08-21 |
| ポイントタウン | dカード PLATINUM | 6,450 | ≈ 6,450円 | 変動なし | 2026-08-27 |
| げん玉 | dカード GOLD(アップグレード) | 56,000pt (5,600円相当) | ≈ 5,600円 | 変動なし | 2026-08-27 |
| ハピタス | dカード GOLD「アップグレード申込」 | 5,600 pt | ≈ 5,600円 | 5,600〜21,000pt | 2026-08-26 |
| フルーツメール | dカード | 30000P | ≈ 3,000円 | 5,000〜30,000pt | 2026-09-01 |
| ワラウ | dカード | 3,000pt | ≈ 3,000円 | 変動なし | 2026-08-26 |
| ポイントインカム | dカード | 24,000 pt | ≈ 2,400円 | 4,000〜24,000pt | 2026-08-26 |
| モッピー | dカード | 2,000P | ≈ 2,000円 | 400〜2,400pt | 2026-08-29 |
PayPay
| サイト | 案件名(掲載表記) | 還元(実測原文) | 円換算目安 | 90日推移 | 実測日 |
|---|---|---|---|---|---|
| ハピタス | PayPay(ペイペイ)加盟店申込 | 5,500 pt | ≈ 5,500円 | 変動なし | 2026-06-10 |
| げん玉 | PayPayカード | 25,000pt (2,500円相当) | ≈ 2,500円 | 変動なし | 2026-08-27 |
| ワラウ | PayPayカード | 2,200pt | ≈ 2,200円 | 変動なし | 2026-08-25 |
| Powl | PayPayカード | 15,000pt | ≈ 1,500円 | 15,000〜20,000pt | 2026-09-01 |
| ポイントインカム | PayPayカード | 5,000 pt | ≈ 500円 | 5,000〜31,000pt | 2026-09-01 |
| モッピー | PayPayカード<最短7日付与> | 500P | ≈ 500円 | 500〜2,000pt | 2026-08-28 |
| ポイントタウン | PayPay | 258 | ≈ 258円 | 変動なし | 2026-08-27 |
| ちょびリッチ | PayPayギフトプレゼントキャンペーン | 80ポイント | ≈ 80円 | 80〜160pt | 2026-06-22 |
| フルーツメール | PayPayギフトプレゼントキャンペーン | 720P | ≈ 72円 | 変動なし | 2026-08-09 |
au PAY
| サイト | 案件名(掲載表記) | 還元(実測原文) | 円換算目安 | 90日推移 | 実測日 |
|---|---|---|---|---|---|
| 楽天 Rebates | au PAY マーケット | 1.0% | — | 変動なし | 2026-08-28 |
| フルーツメール | au PAY マーケット | 1.0% | — | 変動なし | 2026-08-09 |
| モッピー | au PAY マーケット | 0.8% | — | 変動なし | 2026-06-10 |
| ちょびリッチ | au PAY カード | 6,000pt | ≈ 6,000円 | 3,500〜21,000pt | 2026-09-01 |
| Powl | au PAY カード | 55,000pt | ≈ 5,500円 | 35,000〜55,000pt | 2026-09-03 |
| ポイントインカム | au PAY カード | 52,000 pt | ≈ 5,200円 | 30,000〜88,000pt | 2026-09-04 |
| ポイントタウン | au PAY カード | 5,200 | ≈ 5,200円 | 3,000〜5,200pt | 2026-09-01 |
| ワラウ | au PAY カード | 5,000pt | ≈ 5,000円 | 変動なし | 2026-09-01 |
| ハピタス | au PAY カード | 4,500 pt | ≈ 4,500円 | 1,400〜9,000pt | 2026-09-01 |
| げん玉 | au PAY カード | 16,000pt (1,600円相当) | ≈ 1,600円 | 変動なし | 2026-08-27 |
※ 円換算は pt 建て案件のみ、各サイトのポイントレートで算出した目安です(%案件は還元欄の率がそのまま比較基準)。実測日はサイトごとに異なり、還元・条件は変動します。ご利用前に必ず各サイトの最新表記をご確認ください。案件名が異なる行は条件・対象が異なる別案件の可能性があります。
本記事は 2026-08-24 時点の各ポイントサイト公開情報を元に作成しています。還元率・キャンペーン条件・換金ルールは予告なく変更される場合があります。最新情報は必ず各サイトの公式ページをご確認ください。本サイトは各ポイントサイトの紹介プログラムを利用していますが、紹介経由でも利用者が受け取る還元率は変わりません。