ネット銀行の比較|得の本体は『自分の経済圏と使い方に合うネット銀行を、長く使えるメインに据えること』——口座開設の高単価案件はそのうえのおまけ
ネット銀行は「経済圏と使い方で選ぶ」——金利・手数料・証券連携はすべて経済圏次第で変わる
ネット銀行は、支店を持たないぶん手数料が低く、経済圏のクレカ・証券・決済サービスと連携させることで金利優遇や振込手数料の無料回数が変わる、生活インフラに近い金融サービスです。楽天銀行・PayPay銀行・住信SBIネット銀行・auじぶん銀行・イオン銀行——それぞれ「親」の経済圏があり、その経済圏をメインに使っている人ほど恩恵が大きい設計になっています。
口座開設自体がポイントサイトの高単価案件(数千円〜1万円超になることも)になりやすく、ポイナビ経由で申し込むと還元を取れます。ただし本当に大事なのは「高単価だから開く」ではなく、自分の経済圏と日常の使い方に合う一行をメインに据えること。金利優遇・ATM手数料・振込手数料はすべてランクや連携条件によって変わり、時期によっても改定されます。数字は各行の公式サイトで最新を確認し、この記事は「どの軸で選ぶか」の判断基準として読んでください。経済圏比較編・ネット銀行案件一覧もあわせてどうぞ。
口座開設案件は「記録がすべて」——申込前に埋める管理表
ネット銀行の口座開設案件は、申込から成果確定までの期間が長く、しかも「開設だけでOK」「入金まで必要」「デビット決済やアプリログインまで必要」と条件が案件ごとに分かれます。さらに複数行を順に開設していくと、どの行がどのサイト経由でどの条件だったのかが数週間で分からなくなります。記録を残していないと、条件未達に気づけないまま判定期間が終わり、後から問い合わせる材料も残りません。以下の項目をそのまま表計算ソフトの列見出しに写し、申込を決めた時点で1行追加する運用にしてください。
| 記録項目 | 記入する内容 | 記録のタイミングと使いどころ |
|---|---|---|
| 銀行名・案件名 | 「◯◯銀行 口座開設」など案件ページの表記をそのまま写す | 申込直前。同じ銀行でも通常案件とキャンペーン案件で条件が違うため、正式名称で残す |
| 経由サイト・還元額 | どのポイントサイト経由か、表示されていた還元額(ポイント数) | 申込直前。金額はサイトごとに異なり時期でも動くので、比較した結果を残しておく |
| 申込日・口座開設完了日 | フォーム送信日と、カードや通知が届いて口座が使えるようになった日 | 本人確認に日数がかかるため2つを分けて記録。判定期間の起算点の目安になる |
| 成果条件(全文) | 「開設のみ」「◯円以上の入金」「デビット決済◯回」など条件文をコピー | 申込直前。案件ページの表記は後から変わることがあるので、自分の手元に控える |
| 条件クリア日 | 入金・決済・アプリ登録など、条件を満たした操作の実行日 | 操作した当日。未記入の行が「まだやっていない口座」として一目で分かる |
| 判定状況 | 未判定/判定中/確定/否認、および確定予定の目安時期 | 週1回まとめて更新。長期間動かない行が問い合わせ候補になる |
| 口座の役割・その後 | メイン/サブ/貯蓄専用/解約検討、連携した証券口座の有無 | 成果確定後。休眠口座を作らないための棚卸し欄として使う |
判定期間や確定までの日数はサイトと案件によって大きく異なるため、目安時期は必ず申込時点の案件ページの表記を自分で確認して書き写してください。特に重要なのは最後の「口座の役割」欄です。案件を取った時点で満足して放置すると、使わない口座と未使用のキャッシュカードだけが増えます。成果が確定したら役割を書き込み、役割が決まらない口座は解約を検討する——ここまでを1行に収めるのが、この表の目的です。
主要ネット銀行「5行の性格」——得意分野と向く人
どのネット銀行も「手数料が安い」「ネットで完結」という共通点はありますが、強みの方向がまるで違います。選ぶときは「どの経済圏をメインにしているか」「投資もするか」「ATMをよく使うか」の3点を先に整理すると絞りやすくなります。
| 銀行 | 親経済圏 | 強みの方向 | 向く人 |
|---|---|---|---|
| 楽天銀行 | 楽天 | 楽天証券連携・楽天ポイントとの親和性 | 楽天市場・楽天カードをメインで使う人 |
| 住信SBIネット銀行 | SBI系 | 振込手数料優遇・SBI証券連携・スマートプログラム | SBI証券で投資する人・振込を多用する人 |
| PayPay銀行 | PayPay/ソフトバンク | PayPay即時連携・シンプルな使いやすさ | PayPayをよく使う人・スマホ完結したい人 |
| auじぶん銀行 | au/Ponta | au関連サービスとの金利優遇連携 | auユーザー・Ponta系で貯めている人 |
| イオン銀行 | イオン系 | イオン系店舗のATM手数料・WAONポイント連携 | イオンやマックスバリュをよく利用する人 |
※ 各行の金利・手数料優遇・連携内容・条件は時期によって改定されます。最新は各行の公式サイトをご確認ください。楽天経済圏編・PayPay経済圏編・au/Ponta経済圏編もどうぞ。
口座開設案件の還元額は動く——いまの数字が「高い側」か「低い側」かを見る
ネット銀行の口座開設案件は、還元額が固定されているように見えて実際は上下します。銀行側が新規口座の獲得に力を入れている時期は広告予算が厚くなり、掲載されるポイントサイトの数も還元額も増えます。逆に目標を達成した後や、キャンペーンの合間の時期は静かに下がります。同じ銀行の同じ「口座開設」案件でも、申し込むタイミングによって受け取れる額が変わるという前提を持っておくと、いま画面に出ている数字への向き合い方が変わります。
そこで必要になるのが、目の前の数字が「その案件にとって高い側なのか低い側なのか」を判断する感覚です。これは一度見ただけでは分かりません。気になっている銀行が数行あるなら、申し込む予定がなくても週に一度、複数のポイントサイトで同じ案件の掲載額を眺めて、前述の管理表に日付と額をメモしておきます。数週間続けると、その案件がだいたいどのあたりを行き来しているかの幅が見えてきます。幅が分かれば、いま出ている数字が上限に近いのか、まだ動く余地があるのかを自分で判断できます。
ただし、ネット銀行の口座開設案件には他の品類と違う制約があります。同じ銀行の口座は原則ひとつしか作れず、一度開設してしまえば「次に上がったときにもう一度」というやり直しが効きません。この一回性があるため、「高い側で申し込みたい」という動機は他の案件より強く働きます。一方で、待っている間にその銀行が案件掲載自体をやめてしまう可能性もあり、待ちすぎのリスクも同時に存在します。この記事の立場としては、経済圏の相性から見て「どのみちメインに据える」と決めている銀行なら、多少低い側でも早く開設して金利優遇や手数料無料回数を長く享受したほうが総額では有利になりやすい、という判断を勧めます。案件額は一回きりですが、優遇条件は使い続けるかぎり効き続けるからです。
逆に、経済圏の相性が薄く「案件があるから作ろうか」という程度の銀行は、急いで申し込む理由がありません。こういう口座こそ、高い側に振れたときだけ動けばよく、その水準に来なければ見送っても失うものは休眠口座を一つ作らずに済んだという利益だけです。還元額の推移を追う作業は、飛びつく理由を探すためではなく、待ってよい案件と待つべきでない案件を仕分けるために使ってください。
金利・ATM・振込手数料の「見方」——数字より仕組みを理解する
ネット銀行の3大メリットは「普通預金金利の高さ」「ATM手数料の無料回数」「振込手数料の無料回数」ですが、これらはすべて「ランク制度」と「連携条件」に紐づいています。数字だけ見ても意味がなく、自分がその条件を無理なく満たせるかが判断の核心です。
- 普通預金金利は「連携で跳ね上がる」設計:証券口座との連携や給与振込の設定など、一定条件を満たすと優遇金利が適用される行が多い。条件を満たせない場合は通常金利のまま。金利の数値は時期で変わるため公式で確認を。
- ATM手数料は「ランクと提携ATM」次第:利用頻度・残高・連携状況などでランクが決まり、月の無料回数が変わる。コンビニATMが多い行・ゆうちょATMに強い行など、提携先の違いも重要。生活圏にある種類のATMを確認して選ぶ。
- 振込手数料は「行内vs行外」で大きく変わる:同行宛ては無料の行がほとんど。他行宛ての無料回数はランクで変わる。家賃や仕送りなど固定の振込先が他行の場合は振込手数料の優遇を重視する。
「金利が高い」「手数料が無料」という情報は変わります。条件を自分が満たせるかを確認することが、比較で一番大事なポイントです。公式サイトの「ランク制度」「優遇条件」ページを必ず読んでから判断しましょう。
証券連携が「最大の差」を生む——銀行×証券のセットで考える
ネット銀行選びで見落とされがちなのが、証券口座との連携効果です。楽天銀行×楽天証券の「マネーブリッジ」、住信SBIネット銀行×SBI証券の連携、auじぶん銀行×au PAY 証券の連携など、多くの行が「銀行×証券をセットで使うと優遇が強くなる」設計になっています。
具体的には、証券口座の残高待機分に銀行普通預金の優遇金利が適用される・証券資産を条件にランクが上がり手数料優遇が増える・クレカ積立の引き落とし口座にすることで積立と銀行を一体管理できる、といった連携です。クレカ積立編・ネット証券比較編も参考に。
- 投資をするなら「どの証券口座を使うか」から逆算して銀行を決める:SBI証券を使うなら住信SBI、楽天証券なら楽天銀行、という逆引き選定が合理的。
- NISAとのセットも考慮する:NISA口座編で証券を選び、その証券に連携する銀行を合わせるとシナジーが出やすい。
- ロボアドバイザーも銀行連携で入出金がスムーズ:ロボアド編も参考に。
逆に、投資をしない・する予定がない人は、証券連携の優遇に振り回される必要はありません。マネーブリッジなどの連携金利は「投資をする人」にとってのメリットであり、証券口座を使わないなら、その優遇は享受できないことが多い。投資をしない人がネット銀行を選ぶときに見るべきは、①日常の振込先(家賃・仕送り等)への振込手数料の無料回数、②生活圏でよく使うATMの提携状況と無料回数、③自分のメイン経済圏(楽天/PayPay/au/イオン)との相性——の3点です。証券連携の有無は判断材料に入れず、「毎月の入出金と固定費の引き落としがスムーズか」で選べば十分。逆に、将来投資を始める可能性があるなら、その時に連携できる銀行を選んでおくと後がラクです。自分が投資をするかしないかで、見るべき軸がはっきり変わる——ここを最初に切り分けると、銀行選びで迷いません。投資を始めるならネット証券比較編とあわせて検討を。
口座開設案件と経由——「成果条件」はバラバラ、必ず確認
ネット銀行の口座開設はポイントサイトで高単価案件になりやすく、ポイナビ経由で申し込むと数千円〜1万円超の還元になることもあります。ただしネット銀行は他の品類の案件と大きく異なる点があります——成果条件が案件ごとにバラバラだということです。
| 成果条件のタイプ | 内容 | 注意点 |
|---|---|---|
| 口座開設のみ | 開設して審査通過で成果 | 最もシンプルだが単価は低めなことも |
| 入金条件あり | 一定額の入金・残高維持が必要 | 金額・期間を必ず確認 |
| 取引条件あり | 振込・カード利用・積立など特定の取引が必要 | 条件を満たすための取引計画が必要 |
| 証券口座セット | 銀行+証券の両方を開設・連携が条件 | 証券口座の開設も忘れずに |
案件の単価と条件は時期・行・ポイントサイトによって変わります。申し込む前に必ずポイナビの案件詳細ページで「獲得条件」「期限」「注意事項」を読んでください。条件を見落とすと成果にならないのに取引が発生するリスクがあります。
用語ミニ辞典 — ネット銀行×ポイ活の言葉
優遇の仕組みと案件の言葉を押さえておくと、単価ではなく経済圏の相性で選べます。金利・手数料・優遇条件は各行が改定するため、最新は各行公式とポイナビで確認してください。
| 用語 | 意味 | 注意点 |
|---|---|---|
| ランク制度 | 残高・取引・連携でランクが決まる仕組み | 無料回数・優遇がランク次第 |
| 証券連携(マネーブリッジ等) | 銀行と証券をひも付け優遇を強める仕組み | 使う証券から逆算して選ぶ |
| 普通預金優遇金利 | 連携・条件達成で上がる金利 | 条件未達は通常金利 |
| 振込・ATM手数料無料回数 | 月ごとに無料で使える回数 | 行外振込・提携ATMで差 |
| 成果条件 | 口座案件で還元が確定する条件 | 開設のみ/入金/取引で別 |
| 休眠口座 | 長く使わず放置された口座 | 管理・セキュリティの負担 |
金利・手数料・優遇条件・案件は各行や時期で変わります。最新は各行公式とポイナビで確認を。経済圏は経済圏比較編、証券はネット証券比較編、積立はクレカ積立編、家計管理は家計簿アプリ編へ。
交換先を先に決める——口座開設で貯めたポイントの出口設計
ネット銀行の口座開設案件は一件あたりの還元が大きいぶん、「とりあえず高いところで申し込んで、ポイントは後で考える」という順序になりがちです。しかしこの順序は危険で、口座開設案件は年に何度も繰り返せるものではないため、貯まったポイントを使い切れないまま放置すると、その一回きりの成果をそのまま眠らせることになります。手を動かす前に「このポイントを最終的に何に変えるか」を決めておくと、経由するサイトの選び方まで自動的に決まります。
出口の決め方は、日常の支出から逆算します。ネット銀行を開設するということは、その経済圏の決済や証券をこれから使っていく前提のはずです。楽天経済圏をメインにするなら楽天ポイントとして受け取って日常の買い物や証券の投信購入に充てる、PayPay経済圏ならPayPay残高やPayPayポイントとして決済に回す、au/Ponta圏ならPontaポイントとして受け取る——というように、開設する銀行の経済圏とポイントの出口を揃えると、交換したあとに「使い道がない」という状態になりません。現金化して銀行口座に振り込む選択肢もありますが、その場合は開設したばかりのネット銀行を振込先に指定すると、口座の初回入金条件を満たす動きと兼ねられることがあります。ただし成果条件としての入金がポイント交換の入金で認められるかは案件ごとに違うため、条件文を必ず先に読んでください。経済圏の比較で自分の軸を決めてから出口を選ぶと迷いません。
出口が決まったら、その交換先に対応しているサイトの中から案件を選びます。ここが順序の肝で、還元額が最も高いサイトが、自分の欲しい交換先に対応しているとは限らないからです。交換先のラインナップ、交換にかかる日数、最低交換額、交換のたびに手数料がかかるかどうかはサイトごとに設計が異なり、しかも見直されることがあります。申込を決めた時点で候補サイトの交換ページを開き、自分の出口が実際に選べるかを目視で確認してから経由してください。
最後に、塩漬けの典型パターンに触れておきます。複数のサイトで一行ずつ口座開設案件をこなすと、それぞれのサイトに中途半端な残高が散り、どこも最低交換額に届かないという状態が起きます。ネット銀行の案件は単価が高いので一件で最低交換額を超えることも多いのですが、同じ銀行は二度開設できない以上、そのサイトで次に貯まる見込みが薄いのも事実です。だからこそ、口座開設のような大型案件は、日常の買い物やサービス利用でも継続的に使うつもりのサイト一つに寄せるのが安全です。経由先を分散させる理由が「そのとき数百円高かったから」だけなら、交換できずに失効する損のほうが大きくなりかねません。
複数行の使い分け——メイン1〜2行に絞り、役割を決める
「すべての銀行に口座開設して案件を取る」というやり方をする人もいますが、管理コストと休眠口座のリスクを考えると、メイン1〜2行+サブ1行程度が現実的です。使い分けの典型パターンを整理します。
- メイン口座(給与受取・固定費引き落とし):経済圏連携・金利優遇・手数料の条件を最も重視。自分の経済圏(楽天/SBI/PayPay/au)と連携する行をここに据える。
- 証券連携口座(投資用の資金置き場):証券口座に紐づく銀行。NISAやクレカ積立の引き落としをここに集約し、メイン口座と役割を分けると管理しやすい。
- 生活圏特化(ATMが多い場所):イオン系店舗をよく使うならイオン銀行をサブに持つなど、生活圏に合わせたATM特化の使い方。
- 使わない口座は整理する:開設しっぱなしで使わない口座は休眠口座になりやすく、セキュリティリスクや管理の手間が増える。使わないと決めたら解約し、家計簿アプリで口座を一元管理すると残高の把握も楽。家計簿アプリ編も参考に。
使わない口座を放置する「休眠口座」には、思った以上にリスクとコストがあります。ログイン情報を忘れたまま放置するとセキュリティ上の死角になりやすく、不正利用に気づきにくい。また、長期間入出金のない口座に管理手数料がかかる銀行もあり(条件は各行で異なるため公式で確認を)、知らないうちに残高が目減りすることも。案件目当てで開設した口座を使わないと決めたら、放置せず早めに整理するのが安全です。解約の前にやるべきは、①残高をメイン口座などに移してゼロにする、②その口座を指定している自動引き落とし(公共料金・サブスク・カード)や給与振込の受取先を先に別口座へ変更する、③ポイントサイトの口座開設案件を使った場合は成果が確定したことを確認する——の3点。引き落とし先の変更を忘れて解約すると、支払いが滞るトラブルになります。使う口座だけを残し、家計簿アプリで残高を一元管理しておくと、休眠も使いすぎも防げます。
年間でいくら変わるか——利用量別のざっくり試算
ネット銀行を経済圏に合わせて選ぶ効果は、口座開設案件の一回きりの還元よりも、その後の日常利用で積み上がる部分に出ます。ただし金利や還元率は各行・各サービスが随時見直すため、実在の数値として断定はできません。ここでは仮の数字を置いて、利用量が違うと年間の差がどれくらいの桁になるのかだけを見ます。以下はすべて「仮に◯%とすると」という前提の計算であり、実際の適用率は各行の公式サイトと申込直前のポイントサイトで確認してください。
| タイプ | 年間の利用量(仮定) | 置いた仮の還元率 | 年間の目安額(試算) |
|---|---|---|---|
| ライト層(決済はほぼ現金) | デビット/銀行連携決済 月1万円=年12万円 | 仮に0.5%とすると | 600円 |
| 標準層(固定費を集約) | 連携決済 月5万円=年60万円 | 仮に0.5%とすると | 3,000円 |
| ヘビー層(生活費をほぼ集約) | 連携決済 月12万円=年144万円 | 仮に1.0%とすると | 14,400円 |
| 預金の金利優遇(標準層) | 普通預金残高 100万円 | 優遇後の年利を仮に0.2%とすると | 2,000円(税引前) |
| 預金の金利優遇(差分だけ見る) | 普通預金残高 100万円 | 優遇なし0.02%→優遇後0.2%と仮定した差 | 1,800円(税引前) |
| 振込・ATM手数料の節約 | 他行振込 月2回=年24回 | 1回あたり仮に150円が無料になるとすると | 3,600円 |
| 口座開設案件(一回のみ) | 1行を1回だけ開設 | 仮に5,000円相当が付与されるとすると | 5,000円(初年度のみ) |
この試算で見てほしいのは金額そのものではなく、構成比です。口座開設案件の5,000円は初年度だけの一回性ですが、決済還元・金利優遇・手数料無料回数は使い続けるかぎり毎年繰り返されます。標準層の行を足すと決済3,000円+金利差1,800円+手数料3,600円で年8,400円前後、これが2年目以降も続く一方、案件の5,000円は二度目がありません。「案件単価で銀行を選ぶな」という主張の根拠はここにあります。なお金利は税引前の計算で、実際には利息に約20%の税が引かれます。振込手数料の無料回数や金利優遇はランク条件を満たして初めて適用されるため、条件を満たせない使い方なら上の表の行はゼロになる点にも注意してください。
ネット銀行 開設〜使い分けの実践手順
- ① 自分の経済圏を確認する楽天/SBI/PayPay/au/イオンのどれをメインに使っているかを整理。経済圏が決まれば、連携すべき銀行もほぼ絞れる。経済圏比較編。
- ② 証券口座の有無・今後の投資計画を確認投資をするなら証券口座と連携する銀行を優先。NISAや積立を考えているなら証券口座の選定と合わせて決める。ネット証券比較編・クレカ積立編。
- ③ 金利・ATM・振込手数料の条件を公式で確認各行の公式サイトで「ランク制度」「優遇条件」を確認し、自分が条件を満たせるかをチェック。数字は時期で変わるので都度確認。
- ④ 口座開設案件を経由でまとめて取る開設する行の案件があれば申込前にポイナビで経由。獲得条件(開設のみ/入金/取引)を必ず確認してから経由を踏む。
- ⑤ セキュリティ設定を行う公式アプリをインストール、二段階認証を設定、パスワードを使い回さない。公式サイト・公式アプリ以外からはログインしない。NG行為編。
- ⑥ 口座を役割で整理し、使わない口座は解約メイン・証券連携・ATM特化など役割を決める。使わない口座は放置せず整理。家計簿アプリで一元管理を。家計簿アプリ編。
ネット銀行のポイ活でよくある失敗
- 案件単価で銀行を決めてしまう:高単価案件があっても、経済圏と合わない銀行をメインにすると金利優遇も手数料優遇も活かせない。単価ではなく経済圏の相性で選ぶ。
- 獲得条件を読まずに経由する:「開設だけ」か「入金・取引が必要」かで全然違う。条件を満たせないまま案件が無効になるのが最も多い失敗。申込前に詳細ページを読む。
- 金利や手数料の優遇条件を無視する:「金利が高い」という情報だけ見て開設し、後で条件を見ると自分は対象外だったというケース。ランク制度・連携条件を先に確認する。
- 使わない口座を次々開設して管理が崩壊する:案件目当てで5〜6行開設すると、パスワード管理・残高確認・通知の把握がすべて手間になる。管理できる範囲でメイン1〜2行に絞る。
- 口座開設の経由忘れ:金融系の案件は高単価なだけに、経由を忘れると損失が大きい。「申込ページを開く前にポイナビを経由する」順序を必ず守る。
- セキュリティ対策を後回しにする:銀行口座は直接お金に直結する。メール・SMSのリンクからのログインは避け、二段階認証の設定を開設直後に行う。NG行為編。
これらの失敗に共通するのは、「案件の単価や金利の数字に引っ張られて、自分の経済圏との相性と日常の使い方を後回しにしている」点です。ネット銀行は毎月使い続ける生活インフラなので、選ぶ軸はシンプル——①自分のメイン経済圏(楽天/SBI/PayPay/au/イオン)と連携が得られる行か、②自分が無理なく満たせる優遇条件か(数字は公式で都度確認)、③日常の振込・ATMの使い方に合うか。この3点で選び、口座開設案件の還元は「もともと開きたい行を開くときのおまけ」と考える。そして口座開設直後に、二段階認証の設定・公式アプリ以外からログインしない・メールやSMSのリンクから入らない、というセキュリティ対策を必ず行う——お金に直結するからこそ、ここは最優先です。単価より相性、開設より管理。この順番を守れば、ネット銀行ポイ活の大きな失敗は避けられます。
よくある質問
結局どのネット銀行が一番得?
金利や手数料はどこで調べればいい?
口座開設案件は「開設するだけ」でもらえる?
複数のネット銀行を持っていい?
口座開設のセキュリティが心配——何に気をつければいい?
証券口座との連携(マネーブリッジ等)はそんなに重要?
高単価の口座開設案件があれば、その銀行をメインにすべき?
金利優遇やランクアップの条件はどう満たせばいい?
ネット銀行は安全ですか?店舗がなくて不安です。預金は守られますか?
ネット銀行の口座を解約するときの手順や注意点は?
ネット銀行の口座は何行まで作っても大丈夫?
使わなくなったネット銀行の口座は解約したほうがいい?
家族名義で同じ銀行の口座開設案件をもう一度使える?
主要案件のポイントサイト別 還元 実測比較
当サイトが各ポイントサイトを定期巡回して記録した実測データです。同じ案件でもサイトによって還元・条件が異なります。
楽天銀行
| サイト | 案件名(掲載表記) | 還元(実測原文) | 円換算目安 | 90日推移 | 実測日 |
|---|---|---|---|---|---|
| Powl | 楽天銀行スーパーローン | 180,000pt | ≈ 18,000円 | 変動なし | 2026-08-16 |
| げん玉 | 楽天銀行スーパーローン | 82,000pt (8,200円相当) | ≈ 8,200円 | 50,000〜82,000pt | 2026-09-02 |
| ワラウ | 楽天銀行スーパーローン | 7,900pt | ≈ 7,900円 | 変動なし | 2026-09-01 |
| モッピー | 楽天銀行 口座開設 | 1,500P | ≈ 1,500円 | 変動なし | 2026-07-11 |
| ポイントタウン | 楽天銀行口座開設 | 1,500 | ≈ 1,500円 | 変動なし | 2026-08-27 |
| ちょびリッチ | 楽天銀行口座開設 | 1,500pt | ≈ 1,500円 | 変動なし | 2026-09-04 |
| フルーツメール | 楽天銀行口座開設 | 4050P | ≈ 405円 | 変動なし | 2026-08-09 |
| ハピタス | 楽天銀行の海外送金サービス【個人口座向け】 | 275 pt | ≈ 275円 | 変動なし | 2026-06-10 |
| ポイントインカム | 楽天銀行 個人向け海外送金 | 2,500 pt | ≈ 250円 | 変動なし | 2026-08-06 |
※ 円換算は pt 建て案件のみ、各サイトのポイントレートで算出した目安です(%案件は還元欄の率がそのまま比較基準)。実測日はサイトごとに異なり、還元・条件は変動します。ご利用前に必ず各サイトの最新表記をご確認ください。案件名が異なる行は条件・対象が異なる別案件の可能性があります。
本記事は 2026-08-24 時点の各ポイントサイト公開情報を元に作成しています。還元率・キャンペーン条件・換金ルールは予告なく変更される場合があります。最新情報は必ず各サイトの公式ページをご確認ください。本サイトは各ポイントサイトの紹介プログラムを利用していますが、紹介経由でも利用者が受け取る還元率は変わりません。