陸マイラー向けポイントサイト比較 2026 — JAL / ANA マイル交換率最強ルート

横断比較 公開:2026-05-30 更新:2026-07-17 読了 約 24 分

陸マイラーが「どのポイントサイトを選ぶか」は、マイルの交換効率を決める入口

陸マイラーとは、飛行機に乗らなくても日常の消費や申し込み行動からマイルを積み上げる人たちのことです。その武器がポイントサイトですが、ひとことに「ポイントサイト」と言っても、JALマイルに換えやすいサイト・ANAマイルに換えやすいサイト・どちらにも換えやすいサイトと、特性が異なります。これを知らないまま始めると、「ポイントは貯まったのにマイルへの交換ルートがない」「遠回りな交換をしていて効率が落ちている」という状況になりがちです。

この記事は「陸マイラーとして、どのポイントサイトをどう組み合わせるか」の選び方の視点を整理します。JAL派・ANA派それぞれがどのサイトを起点に考えるべきか、中継ポイントの役割、増量キャンペーンの活用判断、複数サイトを持つことで得られる改悪耐性、といった観点を深掘りします。

なお、具体的な交換レート・必要マイル数・キャンペーンの閾値や開催時期は時期によって変わります。本記事では仕組みと考え方のみを解説し、具体的な数値・条件は示しません。実際に動く前に、必ず各ポイントサイト公式・JAL公式・ANA公式・ポイナビで最新情報をご確認ください。JAL派はJALマイル×ポイ活編、ANA派はANAマイル×ポイ活編、両者の詳細比較はANA・JALマイル比較編も参照ください。

はじめての1サイト——まず確認すべき3つのこと

陸マイラーを始めるとき、いきなり複数サイトを比較するより、まず「最初の1サイト」を選ぶ基準を押さえると動き出しやすくなります。難しく考えず、次の3点を確認するところから始めましょう。

  1. ① 貯めたいマイル(JAL/ANA)を先に決めるサイト選びの前に「どちらのマイルを貯めるか」を決める。これが決まらないと交換ルートの良し悪しを判断できません。迷うならJAL派はJAL編、ANA派はANA編を先に。
  2. ② そのマイルへの交換ルートがあるサイトか確認登録前に「自分が貯めたいマイルへ、直接または中継経由で換えられるか」を必ず確認。ルートのないサイトに貯めても出口がありません。
  3. ③ 名義をマイル口座と一致させるポイントサイトの登録名義とJALマイレージバンク/ANAマイレージクラブの名義を一致させる。ここがずれると交換が弾かれます。
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最初の1サイトは「貯めたいマイルへのルートが明確なサイト」を選ぶのが鉄則。慣れてきたら本記事の判断軸に沿ってサブサイトを足していけば、無理なく複数サイト運用に移行できます。まずは1本で「貯める→交換」の流れを一度通すことを優先しましょう。

陸マイラーがまとまったポイントを一気に積み上げる起点として大きいのが、クレジットカードの新規発行案件です。ポイントサイトのカード発行案件は単体でも高単価なことが多く、日常のショッピング経由をコツコツ重ねるより短期間でまとまったポイントを得られます。さらに、マイルが貯まりやすい航空系・提携カードを選べば、発行時の経由還元に加えて、その後の決済でもマイルが積み上がります。ただしカードは必要な枚数を計画的に——短期間に何枚も申し込むと信用情報に影響する可能性があるため、年会費や交換条件も確認したうえで選びましょう。カードの選び方や発行案件の取り方はクレジットカード発行編を参考に、貯めたいマイルへの相性が良いカードを起点に据えると効率が上がります。

「どこを経由するか」で変わる交換構造――中継ポイントの役割を理解する

ポイントサイトで貯めたポイントをマイルに換えるとき、単純に「A→B」ではなく、「A→中継X→B」「A→カードポイントY→B」のように、間に別のサービスが挟まる構造になることが多いです。この「中継」の仕組みを理解することが、陸マイラーとしてサイトを選ぶ第一歩になります。

3種類の交換ルートと、それぞれの役割

交換ルートの種類 仕組み 陸マイラーとしての特徴
直接交換 ポイントサイト→マイル(1ステップ) 手続きが少なくシンプル。対応しているサイト・航空会社の組み合わせは限られる
中継ポイント経由 ポイントサイト→中間交換所→マイル(2ステップ) 複数サイトのポイントを集約できる。増量キャンペーンの対象になることがある
カードポイント経由 ポイントサイト→カード付帯ポイント→マイル(2〜3ステップ) カードの保有が前提。カード移行キャンペーンと組み合わせると効率が変わる
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中継を「増やす」ほど効率が上がるわけではない:ステップが増えるほど、各段階の交換レートが掛け算になります。途中で目減りするリスクも生じます。「中継を挟む理由」は、①複数サイトを集約できる、②特定の増量キャンペーン・有利なレートにアクセスできる、の2点に限られます。目的なく経由を増やすのは避けましょう。

「中継ポイント」が果たす集約の役割

複数のポイントサイトを使い分けている場合、それぞれのポイントを個別にマイルへ換えるより、いったん一つの中継ポイントに集めてからまとめて交換する方が、交換単位の制約を乗り越えやすくなることがあります。たとえばPeX・ドットマネーといった中間交換所は、複数のポイントサイトから受け取れる「集約ハブ」として機能します。どの中継先がどのサイトから受け入れ可能か、対応状況は変わり得るため、各公式で確認しましょう。

※ 交換レート・交換単位・中継先の対応状況はすべて時期によって変わります。最新はポイナビと各公式でご確認ください。

JALマイルを狙う人のサイト選び――起点と交換ルートの考え方

JALマイルを効率的に積み上げるためにポイントサイトを選ぶとき、最も重視したいのは「JALマイルへの直接交換ルートがあるか、または増量キャンペーンを実施しているか」という点です。JAL派の陸マイラーにとっては、以下の観点でサイトを評価するのが実用的です。

選び方の観点 JALマイラーとしての意味
JALマイルへの直接交換ルートの有無 中継を挟まずに換えられるルートがあるかどうか。直接ルートがあるサイトは手続きが少なく、ステップ損失も限定的
増量キャンペーンの有無・実績 通常より有利なレートで換えられる「増量タイミング」を持つサイトかどうか。増量の実績があるサイトを起点にするとチャンスが増える
中継先の選択肢の広さ PeX・ドットマネー等の複数の中継先に対応していると、JALマイルへの経路の選択肢が広がる
案件の幅・単価 クレカ発行・FX口座等の高単価案件や日常ショッピング案件がどれだけあるか。積み上げ速度に直結する

主要サイトのJALルート特性(役割の整理)

ポイントサイト JALマイルへの主な経路(役割) JAL派としての注目点
モッピー 直接交換ルートあり。JALマイル向けの増量キャンペーンを定期的に実施することで知られる JAL派の起点サイトとして多くの陸マイラーが選ぶ。増量タイミングを狙える体制を作るなら必須登録
ハピタス PeX・ドットマネー等の中継先を経由するルートが中心 案件の幅が広く積み上げに向く。中継先からJALマイルへのルートを別途組み立てる必要がある
げん玉 中継ポイントに集約してから交換するのが一般的 老舗の安定感。JAL系案件の有無を定期チェックすると積み上げに貢献
ポイントタウン 中継ポイントを経由するルートが中心 大手サービスとの案件連携が豊富。JALルートへの集約ハブとして底上げに使える
ちょびリッチ 中継先を選ぶことで交換先が広がる ショッピング案件でコツコツ積み上げ、中継経由でJALマイルへ。副サイトとして登録しておく価値あり

JALマイルの詳細な積み上げ計画・ドリームキャンペーンの活用法はJALマイル×ポイ活編で深掘りしています。

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JAL派のサイト選びで最初に押さえるべきは「増量キャンペーンを実施してきた実績のあるサイトを起点にすること」。増量が来るかもしれないと分かっているサイトにポイントを積み上げておけば、チャンスが来たときにすぐ活かせます。増量タイミングを知らずに交換しても、上乗せの恩恵を受けられません。

ANAマイルを狙う人のサイト選び――中継ルートの組み立て方

ANAマイルはJALマイルと比べて、ポイントサイトから直接換えられるルートが少なく、中継を経由する構造が主流です。これを知らないまま「ANAマイルが貯まりそうなサイト」を漠然と選ぶと、使いたい中継先に対応していないサイトを選んでしまうことがあります。ANA派は、サイト選びの前に「どの中継経路を使うか」を先に決めるのが実用的な順番です。

選び方の観点 ANAマイラーとしての意味
使いたい中継先への対応有無 ANA向けに有利とされる中継先(交通系ポイント・カードポイント等)にそのサイトが対応しているかを先に確認する
中継先のキャンペーン・移行条件 中継先もキャンペーンを実施することがある。ポイントサイト起点×中継先増量を組み合わせると効率が上がりやすい
案件の種類と高単価案件の充実度 ANA系カード発行案件があるサイトは、カード取得とポイント獲得を同時に狙える(中継ルートの整備にもなる)
交換単位の制約 ANA向けの中継先は交換単位が細かく設定されていることがある。手持ちポイントが交換単位に達しているか確認が必要

主要サイトのANAルート特性(役割の整理)

ポイントサイト ANAマイルへの主な経路(役割) ANA派としての注目点
モッピー 中継ポイントやカードポイントを経由するルートが中心。ANA系カード発行案件も存在する 案件の幅が広い。ANA系カードをポイントサイト経由で発行しつつ積み上げるダブル活用が狙える
ハピタス PeX等の中継交換所を経由するルートが基本 中継先を経由してANAマイルに向かう構造。ハピタスと中継先の両方の条件を確認する必要がある
げん玉 中継ポイントに集約してから交換するのが一般的 老舗の安定感。中継経由のANA向けルートを別途把握しておく
ポイントタウン 中継ポイントを経由するルートが中心 大手サービス案件が豊富で底上げになる。中継経由でANAマイルに向かう
ちょびリッチ 中継先を選ぶことで交換先を広げられる ショッピング案件でコツコツ積み上げ。副サイトとして中継先に集約する運用に向く

ANAマイルの積み上げ計画・増量キャンペーンの詳細はANAマイル×ポイ活編、モッピーの活用法はモッピー徹底攻略編もあわせてどうぞ。

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ANA派のサイト選びは「使いたい中継先に対応しているかを先に確認してからサイトを登録する」順番が大切です。ANAマイル向けの中継経路は複数あり、それぞれ「どのポイントサイトから受け入れられるか」が異なります。中継先を決めてから、対応するサイトに登録するという順番で動くと、無駄な登録を減らせます。

中継ポイントの選び方——「集約ハブ」をどう持つか

複数のポイントサイトを使うと、ポイントがあちこちに分散します。これをまとめる「集約ハブ」として中継ポイント(PeX・ドットマネー等)を1つ持っておくと、交換単位の制約を越えやすくなり、マイルへの出口も確保しやすくなります。中継先を選ぶときの考え方を整理します。

  • 受け入れ元の幅:自分が使うポイントサイトから、その中継先へポイントを送れるか。複数サイトから受け入れられる中継先ほど「集約ハブ」として機能します。
  • マイルへの出口があるか:その中継先から、貯めたいマイル(JAL/ANA)へ向かうルートがあるか。ハブに集めても出口がなければ意味がありません。
  • 増量キャンペーンの有無:中継先自体が増量を実施することがあります。中継先の増量とサイト起点を組み合わせると効率が変わります。
  • 交換単位・有効期限:中継先にも交換単位や有効期限があります。集めたまま放置すると中継先で失効するリスクに注意。
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中継は「目的があるときだけ」挟むのが原則です。ステップが増えるほど各段階のレートが掛け算になり、目減りや時間ロスが生じます。①複数サイトを集約したい ②有利な増量・レートにアクセスしたい——この2つ以外の理由で経由を増やすのは避けましょう。対応状況・レートは変動するため各公式で確認を。

中継ポイントをどう経由してマイルへ向かうか——この「交換ルートの組み立て」そのものが、陸マイラーの効率を左右します。同じポイントサイトのポイントでも、どの中継先を挟むか・どの順序で交換するかで、手間や交換単位の制約が変わってきます。中継の段数を増やすほど良いわけではなく、「目的のあるときだけ最短で挟む」のが原則。複数サイトのポイントを一つの中継ハブに集約し、そこからまとめてマイルへ向かう設計を覚えておくと、分散したポイントを無駄なく出口へ運べます。交換ルートの中継の仕組みや具体的な経由の考え方は交換中継の章で詳しく整理しているので、中継先選びとあわせて確認しておきましょう。

「貯めたいマイルへの交換しやすさ」で複数サイトを使い分ける判断軸

陸マイラーが複数のポイントサイトを組み合わせて使う理由は、単に「多く貯めるため」だけではありません。「一つのサイト・一つのルートに依存するリスクを分散するため」という側面が、長期的な活動では特に重要です。以下の判断軸でサイトを選ぶと、JAL・ANA両方への交換ルートを確保しやすくなります。

複数サイトを使う際の判断軸

  1. ① メインサイト:「貯めたいマイルに直接または有利なルートがあるサイト」を1〜2本JAL派ならJALマイルへの直接交換・増量実績のあるサイトを、ANA派なら使いたい中継先に対応したサイトを、メインに据えます。高単価案件(クレカ・FX等)で大量積み上げをするサイトでもあります。
  2. ② サブサイト:「案件の幅・ショッピング経由が充実しているサイト」を1〜2本日常のショッピング経由や低〜中単価案件でコツコツ積み上げるサイトです。メインサイトにない案件をカバーする補完役です。中継先でまとめてマイルに換えられるなら、ポイントの集約ハブとしても機能します。
  3. ③ 保険サイト:「もう一方の航空会社にも換えられるサイト」を最低1本JAL派でもANA向けのルートを持つサイトに登録しておく(逆も同じ)。メインのルートが改悪・廃止された際に、貯まったポイントを別の出口に向けられるセーフティネットになります。
サイト選びの軸 JAL派が重視する点 ANA派が重視する点
直接交換ルートの有無 JALマイルへの直接換算が可能かどうか ANAマイルへの直接換算が可能なサイトは少ないので、次の「中継」観点を優先
増量キャンペーンの実績 JALマイル向け増量をこれまで実施してきたかどうか 中継先や中継経由のキャンペーン実績があるかどうか
中継先への対応幅 PeX・ドットマネー等の主要中継先への対応状況 ANA向けに有利な中継先への対応状況が最優先
高単価案件の充実度 クレカ・FX案件等でまとまったポイントを得られるかどうか ANA系カード発行案件があればダブルで得やすい
改悪時の代替手段 JALルートが使えなくなった際にANAや他の出口に向けられるか ANAルートが使えなくなった際にJALや他の出口に向けられるか

モッピーとハピタスの詳細な比較はモッピー vs ハピタス比較編、ハピタスの特徴はハピタス徹底攻略編でも詳しく解説しています。

こうしたサイトの使い分けは、陸マイラー活動全体の中の一部です。「どのマイルを・年間どれくらい・何に使うために貯めるか」というゴールから逆算すると、メイン・サブ・保険のサイト構成も決めやすくなります。最初のカード発行で起点を作り、日常のショッピング経由で底上げし、増量タイミングでまとめて交換する——という一連の流れを、活動の全体像として把握しておくと、サイト選びの判断もぶれません。陸マイラーとしての始め方から年間の組み立て方までの全体像は陸マイラー編にまとめているので、サイト選びを「活動全体のどの位置づけか」を意識して進めましょう。

増量キャンペーンがサイト選びを変える――「使えるタイミング」で登録先を選ぶ

陸マイラーにとって、マイルへの交換効率を左右する最大の変数が増量キャンペーンです。ポイントサイト各社や中継先・カード会社が「通常より有利なレートで交換できる期間」を不定期に設けることがあり、このタイミングを使えるかどうかで結果が変わります。サイト選びにこの観点を組み込むことが、陸マイラーとしての大きな差別化になります。

増量キャンペーン観点でサイトを評価する3つのポイント

  • そのサイトはJAL・ANA向けの増量を過去に実施してきたか:増量の実績があるサイトは「また来る可能性が高い」と考えることができます。実績のないサイト一本に集中していると、増量機会を取り逃し続ける可能性があります。
  • 増量の条件に会員ランクや事前アクションが絡むか:増量キャンペーンの多くは、事前に会員ランクを維持したり一定の条件を達成したりする必要があります。サイトに登録しているだけでなく、平常時から利用実績を積み上げておかないと、増量タイミングで条件を満たせないことがあります。
  • 増量情報をリアルタイムでキャッチできる体制があるか:告知から開始まで期間が短いことがあります。使いたいサイトの公式X・メール通知・ポイナビのお知らせを定期的に確認する習慣が必要です。
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増量キャンペーンは「増量が始まってから準備しても遅い」ことが多い。「いつ増量が来てもすぐ使える状態」が最強の備え。そのために、複数サイトに平常時からポイントを積み上げ、会員ランク条件を維持し、情報を追い続けることが重要です。サイト選びの段階で「増量実績のあるサイトを起点にする」判断をしておくことが、長期的な効率の差につながります。

改悪耐性を高める「分散」の考え方――陸マイラーが長く続けるためのサイト運用

ポイ活×マイル交換の世界では、「これまで使えていたルートが突然使えなくなる」「交換レートが下がる」「増量キャンペーンが廃止される」といった変化が繰り返し起きてきました。具体的にいつどの制度がどう変わったかをここでは断定しませんが、「変わり得る」という前提でサイトを運用することが、長期陸マイラーとしての基本スタンスです。

改悪が起こり得る変化の種類

  • 特定交換ルートの停止・廃止:ポイントサイトと中継先の関係が変わり、使えていた経路が閉じることがあります。代替ルートを知らないと行き詰まります。
  • 交換レートの悪化:同じルートでも、交換の比率が下がると同じポイントで得られるマイルが減ります。
  • 増量キャンペーンの終了・条件変更:以前より増量率が下がったり、必要な条件が厳しくなったりすることがあります。
  • 中継先サービス自体の廃止:中継先のサービスが終了すると、そこを経由していた全ルートが一度に使えなくなります。
  • 特典航空券のマイル必要数の改定:貯まったマイルの「使い道の価値」が変わることもあります。

改悪に強いサイト運用の4原則

  1. ① ポイントサイトを2〜3本に分散させる1サイト集中だと、そのサイト・ルートの改悪の影響を直撃します。モッピーをメインにしつつ、ハピタス・げん玉などサブも持っておくことで、メインが使えなくなっても代替が効きます。特に高単価案件はサイトごとに違うため、複数登録していると「どこかにある」状況を作れます。
  2. ② JAL・ANA両方のルートを把握しておくJAL派でも、ANAマイルへの交換経路を持つサイトを把握しておく。逆もしかり。JALのルートが改悪された際に、ANAに方針転換できる体制があると、貯まったポイントを無駄にせずに済みます。ANA・JALマイル比較編も参考に。
  3. ③ 貯め込まずに早めに使うマイルは「消費期限つきのチケット」。ある程度まとまったら計画的に特典航空券に換えることを優先しましょう。「いつか大きく使おう」と貯め込むほど、改悪・失効のリスクにさらされる期間が増えます。ポイントの失効防止についてはポイント失効防止編も参照ください。
  4. ④ 公式情報を定期チェックする習慣を持つ改悪の告知は多くの場合、公式から事前に出ます。各ポイントサイト公式・JAL公式・ANA公式のメール通知を有効にし、ポイナビのお知らせも定期チェックしましょう。早めに気づけば、変更前に有利な交換を済ませる選択肢も生まれます。
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長期の陸マイラー活動で最も大切な発想は「どこか一つに賭けない」こと。ポイントサイト・交換ルート・貯め先の航空会社を分散させ、変化に強い体制を作ることが、安定してマイルを積み上げ続ける土台になります。

陸マイラーのサイト選びでよくある失敗と回避策

  • 「なんとなく有名なサイト」に登録して交換ルートを確認しない:登録後にJALやANAへの交換ルートを調べると、自分の目的に合わないサイトだったと分かるケースがあります。登録前に「自分が貯めたいマイルへの交換ルートがあるか」を確認する習慣を持ちましょう。
  • 1サイト集中でリスクを集める:「最強サイト1本で全部やる」と考えて運用していると、そのサイトやルートの改悪が直撃します。複数サイトに分散することで、1か所の改悪が全体に波及しない構造を作れます。
  • 増量キャンペーンを知ってから準備を始める:告知から開始まで猶予が短く、会員ランク条件や事前利用実績が間に合わないことがあります。増量を使いたいなら、平常時から「使えるサイトに利用実績を積む」ことが前提です。
  • 中継の途中でポイントが失効する:ポイントサイトのポイントを中継先に移したが、中継先でも有効期限がある場合、そこで失効するリスクがあります。各段階のポイントと有効期限を定期的に確認しましょう。
  • 名義不一致で交換が通らない:ポイントサイトとJALマイレージバンク・ANAマイレージクラブの登録名義が異なると交換が弾かれる場合があります。登録時に正確な名前で統一してください。
  • JALとANA、どちらのルートも中途半端に:「どちらも少し貯めれば良い」と両方に中途半端にポイントを分散させると、どちらの交換単位にも届かずに終わることがあります。まず「どちらを優先して貯めるか」を決めてから、保険としてもう一方も登録しておく順番が合理的です。

用語ミニ辞典——マイル系ポイ活でよく出る言葉

陸マイラーのサイト選びで登場する用語を、意味と注意点をセットで整理しました。数値は時期で変わるため、ここでは言葉の意味のみを示します。

用語意味注意点
陸マイラー飛行機に乗らずポイ活中心でマイルを貯める人起点はポイントサイト経由の還元
直接交換ポイントサイトから1ステップでマイルに換えるルート対応する組み合わせは限られる
中継ポイントPeX・ドットマネー等の集約ハブ(中間交換所)2段階交換。単位・期限に注意
増量キャンペーン通常より有利なレートで交換できる期間条件・時期は変動。事前準備が鍵
改悪レートや必要マイル等が不利に変わること「変わり得る」前提で分散・早めの利用を
名義一致サイトとマイル口座の登録名を揃えること不一致だと交換が弾かれる

用語を押さえると、交換ルートや分散戦略の説明が読み解きやすくなります。交換レート・必要マイル数・対応状況は頻繁に変わるため、実際に動く前に各ポイントサイト公式・JAL/ANA公式とポイナビで最新を確認してください。

よくある質問

ポイントサイトはいくつ登録すればいいですか?
陸マイラーとして実用的なのは、メイン1〜2本・サブ1〜2本の合計2〜4サイト程度です。あまり多く登録すると管理が追いつかなくなり、各サイトでのポイントが中途半端に積み上がってどこの交換単位にも届かないリスクが生じます。まず「貯めたいマイルへの交換ルートが確認できるサイト」を優先的にメインに選び、案件の補完や改悪対策として1〜2本追加するのが現実的です。
JAL派かANA派かで、最初に登録するサイトは変わりますか?
変わります。JAL派なら、JALマイルへの直接交換ルートまたは増量キャンペーンの実績があるサイトを起点に選ぶのが合理的です(モッピーがその筆頭として陸マイラーに知られています)。ANA派なら、使いたい中継先(交通系ポイント・カードポイント等)への対応があるサイトを先に選ぶのがポイントです。中継先を先に決めてからサイトを選ぶ順番が、ANA派には実用的です。具体的な対応状況は各公式とポイナビでご確認ください。
増量キャンペーンはどのサイトで確認できますか?
各ポイントサイトの公式サイト・公式X(旧Twitter)・メール通知、マイル系ブログ、ポイナビのお知らせ欄などで情報が出ます。増量は告知から開始まで期間が短いことがあるため、日頃から複数のチャンネルをチェックする習慣が重要です。どのサイトがどの航空会社向けに過去に増量を実施してきたかも、サイト選びの参考になります。
中継ポイントとは何ですか?使う必要がありますか?
中継ポイントとは、複数のポイントサイトからポイントを受け入れ、そこからマイルや電子マネーへ換えられる「中間の交換所」です(PeX・ドットマネー等がその例)。JALマイルへの直接交換ルートを持つサイトを使っているなら不要な場合もありますが、ANAマイルを狙う場合や複数サイトのポイントを集約したい場合には必要になります。使う必要があるかどうかは、選んだサイトとマイルの組み合わせによって変わります。
ポイントサイトのルートが改悪された場合、どうすればいいですか?
まず、公式からの告知を早めにキャッチすることが大切です(メール通知・公式SNSの確認を習慣に)。改悪が決まったら、変更前に有利な交換を済ませられるか確認しましょう。ルートが完全に使えなくなった場合は、代替ルート(別の中継先・別のサイト)への切り替えを検討します。そのためにも、普段から複数のサイト・ルートを把握しておくことが最大の備えです。
陸マイラー初心者は、まずどのサイトから登録すべきですか?
先に「JALとANAどちらのマイルを貯めるか」を決めるのが出発点です。そのうえで、貯めたいマイルへの交換ルート(直接または中継経由)が確認できるサイトを最初の1本に選びます。JAL派は直接交換・増量実績のあるサイトが起点にしやすく(モッピーが知られています)、ANA派は使いたい中継先に対応したサイトを先に選ぶのが実用的です。登録名義はマイル口座と必ず一致させてください。
中継ポイント(PeX・ドットマネー等)はどう選べばいいですか?
①自分が使うポイントサイトから送れるか(受け入れ元の幅)、②貯めたいマイルへの出口があるか、③増量キャンペーンの有無、④交換単位・有効期限——この4点で選ぶと失敗が減ります。複数サイトから受け入れられる中継先を1つ「集約ハブ」として持っておくと、分散したポイントをまとめてマイルに換えやすくなります。ただし集めたまま放置すると中継先で失効することがあるため、期限管理は忘れずに。
JALとANA、両方のルートを持つ意味はありますか?
あります。メインで貯める航空会社を決めつつ、もう一方のマイルへ換えられるサイトも最低1本持っておくと、メインのルートが改悪・廃止された際の「保険」になります。ただし最初から両方に中途半端に分散させると、どちらの交換単位にも届かないことがあるため、まず優先する一方を決めて貯め、保険としてもう一方も確保しておく順番が合理的です。詳しくはANA・JALマイル比較編も参照してください。
貯めたマイルは結局どう使うのが良いですか?
マイルの代表的な使い道は特典航空券で、一般的には現金で航空券を買うより少ない負担で旅行できる可能性があります。ただしマイルは「消費期限つきのチケット」なので、ある程度まとまったら計画的に使うのが基本。貯め込むほど改悪や失効のリスクにさらされる期間が増えます。航空券・ツアーをマイルや経由還元と組み合わせて取る考え方は航空券・ツアー編を参考に、「貯める」だけでなく「何にどう使うか」という出口を先に描いてから、ポイントサイト選びと積み上げを進めましょう。具体的な必要マイル数や交換条件は時期で変わるため、各公式で最新をご確認ください。
複数のポイントサイトと中継先を使うと、残高や期限の管理が大変です。コツは?
複数サイト・複数中継先を使うほど、ポイントが分散して「どこにいくらあるか」「いつ失効するか」を見失いがちです。コツは、①サイト数をメイン・サブ・保険の範囲で増やしすぎない、②中継ハブを1つに決めて集約先を統一する、③各サイト・中継先の残高と有効期限を定期的に確認する日を決める、です。分散はあくまで「改悪耐性のため」であって、管理しきれないほど増やすのは逆効果。複数ポイントの整理・管理の具体的な方法は多重管理の章を参考に、分散と管理のバランスを取りましょう。

主要案件のポイントサイト別 還元 実測比較

当サイトが各ポイントサイトを定期巡回して記録した実測データです。同じ案件でもサイトによって還元・条件が異なります。

ANA

サイト 案件名(掲載表記) 還元(実測原文) 円換算目安 90日推移 実測日
モッピー ANAでんき 10,000P ≈ 10,000円 6,000〜10,000pt 2026-07-07
ハピタス ANAでんき 5,000 pt ≈ 5,000円 5,000〜7,200pt 2026-06-10
ポイントインカム ANAでんき 45,000 pt ≈ 4,500円 45,000〜70,000pt 2026-06-02
Powl ANAでんき 40,000pt ≈ 4,000円 変動なし 2026-06-02
ポイントタウン ANAでんき 3,600 ≈ 3,600円 変動なし 2026-06-02
ちょびリッチ ANAでんき 1,800pt ≈ 900円 1,800〜6,000pt 2026-07-01
フルーツメール 楽天ANAマイレージクラブカード 5000P ≈ 500円 変動なし 2026-07-08
げん玉 楽天トラベル【ANA楽パック】 (楽天トラベル株式会社) 2,500pt (250円相当) ≈ 250円 0〜2,500pt 2026-07-07

JAL

サイト 案件名(掲載表記) 還元(実測原文) 円換算目安 90日推移 実測日
ポイントタウン JALカード 8,250 ≈ 8,250円 変動なし 2026-06-02
ハピタス 【PR】JALカード CLUB EST(VISA) 7,000 pt ≈ 7,000円 6,500〜10,500pt 2026-07-08
フルーツメール JALカード(Suica) 52000P ≈ 5,200円 50,000〜52,000pt 2026-07-08
Powl JALカード(Suica) 50,000pt ≈ 5,000円 50,000〜100,000pt 2026-06-02
ポイントインカム JALカードSuica 40,000 pt ≈ 4,000円 40,000〜100,000pt 2026-06-02
モッピー JALカード「SUICA」 4,000P ≈ 4,000円 4,000〜9,000pt 2026-06-10
ちょびリッチ JALカード(発券+ショッピングマイル・プレミアム付帯) 4,500pt ≈ 2,250円 4,500〜9,000pt 2026-06-22

※ 円換算は pt 建て案件のみ、各サイトのポイントレートで算出した目安です(%案件は還元欄の率がそのまま比較基準)。実測日はサイトごとに異なり、還元・条件は変動します。ご利用前に必ず各サイトの最新表記をご確認ください。案件名が異なる行は条件・対象が異なる別案件の可能性があります。

本記事は 2026-07-17 時点の各ポイントサイト公開情報を元に作成しています。還元率・キャンペーン条件・換金ルールは予告なく変更される場合があります。最新情報は必ず各サイトの公式ページをご確認ください。本サイトは各ポイントサイトの紹介プログラムを利用していますが、紹介経由でも利用者が受け取る還元率は変わりません。